地元の旬の野菜を使った簡単・お手軽レシピを公開。
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武蔵野食文化 伝統料理
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武蔵野で採れる農産物を活かし工夫した武蔵野固有の料理をご紹介します。
管内各地域に伝わる伝統料理を次世代に継承しようと、女性部員ら有志が中心となり「武蔵野食文化推進者」として2002年に活動をはじめました。推進者は各地域で伝統料理教室を開くなど武蔵野食文化の継承に努めて、これまでに多くのレシピを作成しています。
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酢まんじゅう
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酢まんじゅう
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夏、七夕頃に作ります。5年前位に近所の人に教えていただきました。
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梅(甘露梅)
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梅(甘露梅)
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梅がとれる6月10日頃から梅がかりかりしているときまでに作ります。果肉が柔らかくなると4等分に割ることができないため、早めに作ります。梅から出たシロップは水で薄めジュースにして飲むこともできます。
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たくわん大根の壺漬け
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たくわん大根の壺漬け
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大きくて太い大根はぬか漬けのたくわんに、小さくて細い畑に捨てるような大根を壺漬けに使いました。
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梅ジャム
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梅ジャム
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容器に入れて冷蔵庫で保存する。たくさん作った時は、冷凍用の袋に入れ平らにして冷凍する。
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ゆず巻き
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ゆず巻き
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大根、ゆずがそろったときに作ります。正月には必ず作ります。
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焼きびん(べったら焼き)
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焼きびん(べったら焼き)
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現代風につくる時は、ごはんにチーズを入れ、焼き上がったらタレをつけ、かつお節をのせてもおもしろい。
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八ツ頭の茎の油炒め煮
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八ツ頭の茎の油炒め煮
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食べ物が不足していたときに煮て、ごはんと混ぜていたそうです。女性によいとされ、血の道の薬と言われています。八ツ頭の茎は、秋に収穫し、皮をむいてよく干します。天気がよく、風の強いときに干すとよいです。乾燥させた茎は3~4cmに切って保存すると1年中持ちます。食べる量だけ水にさらして使います。ごはんのおかずや酒のつまみ、何にでも合う一品です。
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こんにゃく
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こんにゃく
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冬至が近づく頃、作り始めます。(こんにゃく玉が出回るので)食べる時期は冬で、食べ方はみそおでん、けんちん汁、ゆずとこんにゃくの煮物として食べます。冬になると祖母が作って食べましたが、今とは少し味が違ったようです。炭酸ソーダでなく、石灰を使ったのだと思います。苦かったような気がします。
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たらし餅
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たらし餅
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所沢地方は昔から麦の作付面積が多く、主食として小麦粉を利用しての料理(手打ちうどん、ゆでまんじゅう、だんご汁)などが作られていました。残り飯を利用し、おやつに食べました。物の大切な時でしたので1粒の米でも無駄なく大切に、野菜などの保存も干したり蒸したりして、お汁に利用したり、焼餅の中に入れてビタミン等栄養素の補給に努めていた様です。季節を問わずいつでも食べられます。近代では電子レンジであたためると美味しいです。のりを巻いても一層風味が出ます。
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草餅
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草餅
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2月~3月、春を告げる餅草(よもぎ)の出てきたばかりの芽を摘んで作ります。桃の節句、雛祭りには、菱餅の三段に白色、桃色、草餅を作り、雛壇に飾ります。