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サトイモ出荷最盛期
2023年12月15日
JAいるま野管内で、特産のサトイモの出荷が最盛期を迎えています。
お正月用の食材として需要が高まる年末に向け、12月15日から22日で約10万ケース(1ケース10キロ)の出荷を予定しています。
主要産地の一つ、狭山市のJA狭山共販センターと併設するJAさといも選果場では15日、朝早くから生産者のトラックが長い列を作り、敷地内は多くの段ボールで埋まりました。
埼玉県は、サトイモの産出額(生産農家の粗収益)が全国1位でJA管内は主産地。良質な堆肥の継続投入や緑肥栽培などの土づくりで生まれる独特の「ねっとり感」や「芋の白さ」、上品な味わいが特徴で市場からの評価も高いです。
JAいるま野野菜一元共販連絡協議会さといも部会には約430人の部会員が所属し、年間約55万ケースの出荷量を誇ります。京浜市場をはじめ、県内市場や中京などに出荷されます。
JA第三営農販売センターの塩野課長は「猛暑の影響で生育が心配されたが、生産者がかん水作業などの栽培管理を徹底したおかげで、例年通りの品質と収量になった。サトイモは縁起が良い食べ物としても知られているので、正月の料理などで楽しんでもらいたい」と話しました。