いるま野NEWS

2023年8月31日

女子栄養大学と坂戸市、ＪＡいるま野は３１日、動画投稿サイトYouTubeで同大学の学生が考えたレシピ動画「今日の美味しいさかど飯（めし）」の配信を始めました。動画は、約１分の動画を毎月４本以上公開する予定です。

きっかけは、ＪＡ坂戸農産物直売組合の組合員が「同市産野菜を使った取り組みができないか」と同市に相談したことでした。同市が動画レシピの制作を同大学に提案し、産学官協働連携の一環としてプロジェクトに発展しました。

地産地消と市民の健康意識の向上を目的に、収穫した野菜を使った簡単レシピをまとめたもので、同大学食文化栄養学科の１１人がそれぞれ動画を制作し、同市の公式YouTubeチャンネルで配信します。

同大学４年生の大西さんは「レシピは、旬の野菜の特徴を活かし、作りやすさや食べたくなるような見た目を意識した。初めての動画制作でカメラのセッティングや編集アプリの選定など手探りで頑張ってきた。動画内では、明るく楽しく視聴してもらえるよう、音楽や効果音などを活用し、ワードやテキストを分かりやすく工夫している。坂戸市の野菜は『坂戸ブランド農産物認証制度』があるため、安全で安心だ。たくさんの方に視聴してほしい」と笑顔で話しました。

同直売組合の組合長を務める正木さんは「同市の野菜をＰＲする良い機会。学生が試行錯誤して制作した動画が多くの方に視聴いただけることは大変ありがたい。動画を機に、直売所を利用していただけたらうれしい」と話しました。