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「JAいるま野さといも選果場」本格稼働(狭山市)
2020年10月19日
JAいるま野さといも選果場が11日、本格稼働し、特産のサトイモの初選果を行いました。
選果場は、鉄骨造りの2階建て。延べ床面積は約3246平方㍍、選果プラントは2系統設け、日量は最大で40㌧の選別処理が可能となります。
従来まで生産者が行っていた根切りや選別、箱詰めといった一連の出荷作業の機械化を実現しました。また、正確を期すため、作業員とカメラ計測による三段階選別方式を採用。カメラ計測は、長さや体積を1秒あたり6玉程度まで自動判別できます。
稼働初日となったこの日、朝早くから専用コンテナに積みこまれたサトイモが次々と運び込まれ、約530㌜(1㌜10㌔)が集まりました。
出荷に訪れた生産者の豊泉さんは「出荷作業は、従来の3分の1程度まで減った。今後は、削減できた時間を有効活用して他の作物の栽培に取り組み、増収増益につなげていきたい」と笑顔を見せました。
選果場への出荷は現在、340人以上を予定しています。