いるま野NEWS

2025年4月4日

地元農産物を使った生菓子などを販売する洋菓子店「ＡＳＨ　ＰＬＵＳ　ＰＡＴＩＳＳＥＲＩＥ（アッシュ　プラス　パティスリー）」が３月２６日、川越市にオープンしました。洋菓子コンテストで数々の賞を受賞している星さんがオーナーで、「彩の国、埼玉・川越から、地元の物を使った魅力あるものを生み出し、届けたい」と思いを語ります。

星さんは新潟県出身。２００７年から約１７年間、県内のホテルやパティスリーで修行を重ねました。

同市の蔵造りの町並みや雰囲気を気に入ったことがきっかけで、同市での開業を決め、特別な日や祝いの日に地元の新鮮な旬の食材を使ったものを提供したいという思いをコンセプトに、商品の構想を練りました。

店頭には同市産のイチゴ「やよいひめ」を使ったタルトの「タルトフレーズ」（６８０円税込）などの生菓子をはじめ、焼菓子のマドレーヌ、フィナンシェなど、合わせて約３０種類が並びます。食材は地元や県内の契約農家などから仕入れています。

星さんは「訪れる人に期待以上のおもてなしを提供できるよう、努めていく。気軽に立ち寄っていただける空間づくりを目指したい」と話し、「今後は同市のサツマイモや、毛呂山町の『桂木ゆず』を使用した生菓子を作りたい」と抱負を述べました。

営業時間は午前１１時～午後７時。定休日は火曜日（水曜日は不定休あり）。