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「縄文海進」が販売開始

2024年12月20日

富士見市で収穫された米「彩のきずな」を100%使用した純米吟醸酒「縄文海進(じょうもんかいしん)」が今年も完成し、12月16日から約2800本限定で販売しています。

醸造する酒の原料には、JAいるま野東部米生産組合が生産した米を使い、淡麗辛口ですっきりとした味わい、果物を思わせる甘い香りの一品です。

「縄文海進」は1992年、富士見市の市制20周年を記念して販売を開始。農商連携による市の特産品作りと米の消費拡大を目的に、2018年からは原料にJAいるま野東部米生産組合が生産した「彩のきずな」を使用していて、今年度は80袋(1袋30キロ)を酒米用として出荷しています。

市内の国指定遺跡「水子貝塚」の発掘調査が1938年12月16日に開始されたことを由来に、2022年には、同日を販売日として「縄文海進の日」に制定。縄文海進販売店の会に加盟する事業者の営業車両に、独自のマグネットステッカーを張る他、今年は新たに購入1本につき、おちょこ1個を提供するなどPR活動に力を入れています。

同会の田坂会長は「彩のきずなは、日本穀物検定協会が実施する食味ランキングで4年連続「特A」を獲得するほど良い米だ。『食べて良し、飲んで良し』と言われる彩のきずなの魅力をより広くPRするために、関係各所と連携し、今後も活動を継続していきたい」と話しました。

「縄文海進」は、720ミリリットル入りが1本1540円(税込)・約1500本、1.8リットル入りが1本2860円(税込)・約1300本。

同会に加盟する市内15の酒店をはじめ、JA農産物直売所「あぐれっしゅふじみ野」や「いるマルシェ」などで販売しています。