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SAYAMACHAKO販売

2024年12月6日

JAいるま野は12月2日、日本三大銘茶の一つとして謳われる狭山茶の一番茶を100%使用したパウダー茶「SAYAMACHAKO(さやまちゃこ)」の順次販売を開始しました。

1箱(0.5グラム×20本入り)で参考小売価格600円(税抜)。JA直売所を中心に支店などで取り扱う他、将来的にはネット販売も行う予定です。

「SAYAMACHAKO」の開発は、JAが取り組む営農プロジェクト内の狭山茶事業強化の一環。若年層を中心に急須離れが進んでいることを背景に、狭山茶の魅力をより手軽に知ってもらおうと約2年かけて開発を行いました。

同商品は「おいしい狭山茶をいつでも、どこでも、愉しんでもらいたい」や「家族への思いやりをもって忙しく毎日頑張るお母さんへ」をコンセプトに20~30代の女性をメインターゲットに据えています。

近年では、職場や学校にマイボトルを持参している人も増えていることから、一本から持ち運べるスティックタイプを採用し、お湯出しと水出しの両方で気軽に本格的な狭山茶を楽しむことができます。

商品名の「CHAKO」は、「C=コンパクトに持ち運べて」「H=ホッとひと息したい時」「A=アッという間に」「K=カラダにカテキン」「O=おいしいお茶」を意味しています。健康を意識する子育て世代を通じて、次世代の子どもへ茶を飲む文化の継承を目指します。

プロジェクトリーダーを務めたJA川越第一共販センターの小池課長補佐は「茶の消費拡大を目指すにあたり、誰でも気軽に楽しめるようにスティックタイプのパウダー茶を考案した。『さやまちゃこ』をきっかけに茶の魅力に触れ、急須で飲む茶も味わってもらえれば幸いだ」と話しました。

JAでは今後も新たな商品開発などを通して、狭山茶の振興やPRに力を入れていきます。