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毛呂山町のユズを使ったチョコ発売中!
2024年11月19日
埼玉県内有数のユズ産地として知られる毛呂山町のブランドユズ「桂木ゆず」を使用したチョコレート「FRUITY CACAO& YUZU(フルーティー カカオ&ユズ)」が10月8日から発売中です。
製造はチョコレート商品などを手がける㈱明治。同社は、「食と健康」のプロフェッショナルとして、安全・安心で健康価値にこだわった商品・サービスの提供、SDGsに即したサステナブルなチョコレート作りに力を入れています。
同商品は、日本最古のユズと言われている同町の「桂木ゆず」の成分を分析していた原料メーカーが、同社に声をかけたことがきっかけ。「桂木ゆず」の品質の高さや香りの良さが、同社独自のカカオ農家支援活動(メイジ・カカオ・サポート)の「高品質なカカオ豆に、高品質の素材をかけ合わせ、付加価値を付けて産地に還元することで持続可能なカカオ作りに取り組む」考えにマッチする素材であったことから企画され、着手してから約1年半で商品化。
「桂木ゆず」はJAいるま野毛呂山柚子部会が提供したものを使用しています。
原料メーカーは「桂木ゆず」特有のフルーティー且つ上品でフローラルな香りをより残すために、一玉一玉丁寧に皮むきなどの処理を行い、同社に提供。同社も「桂木ゆず」の香りを最大限に活かす製法やレシピを試行錯誤しました。
果汁だけでなく、香り成分の多い皮も丸ごと使用することで素材の良さをより引き出すことに成功。豊潤で力強いカカオ感と、少し酸味のあるドミニカ共和国産のカカオ豆をかけ合わせることで、親和性の高さを実現しました。
参考価格は1箱7枚入りで398円(税抜)一部イオングループやセブンイレブン、Amazonなどで販売し、なくなり次第終了となります。
同部会の大野さんは「農家は消費者の笑顔が何よりの喜び。多くの方の協力のもと、手に取りやすいお菓子という形での商品化は大変ありがたい。これをきっかけに、若い方が農業に興味を持ってもらえたら」と笑顔で話しました。
同社のグローバルカカオ事業本部の松岡さんは「日本には高品質な農産物が多くあり、『桂木ゆず』もその一つ。同社のこだわり抜いたカカオとの相乗効果による、豊かな香りを多くの方に堪能していただけると嬉しい」と話しました。