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ドローンで肥料散布

2024年9月24日

JAいるま野の川越地域で9月上旬、稲の高温障害対策と省力化を目的に、ドローンによる肥料の追肥を行いました。

当日はJA全農さいたまや、肥料メーカーの片倉コープアグリ担当者ら9人が参加し、赤外線カメラによる稲の葉の表面温度確認を行った後、肥料を散布しました。

8月下旬には試験的に、葉の温度が高くなるのを防ぐクーラー効果のある「けい酸加里液肥620」を一部の田んぼに散布しており、今回の赤外線カメラによる測温の結果、葉の表面温度の上昇が抑えられ、今後の実用性が示されました。

また今回の追肥では、窒素液肥「CORON」を使用しました。こちらは2倍に希釈し、約20アールの面積に散布しました。通常であれば、背負いの動力噴霧器で40分以上かかる作業が5分程度で終了し、生産者からも労力の軽減になったと喜びの声をいただきました。

第一営農販売センターの相沢職員は、「これからも生産者の労力削減や品質向上が見込める提案を行っていきたい」と話しました。