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国産の「金ゴマ」収穫始まる
2024年9月5日
いるま野管内で8月26日、国産では希少な金ゴマの収穫が始まりました。
今年は、8人の生産者が約121アールで栽培。7月から8月にかけての突風の影響で倒伏が見られましたが、順調に生育し品質は良好です。
狭山市の高橋さんは約30アールで栽培し、約240キロの収量を見込んでいます。バインダーを使って刈り取り、収穫した金ゴマは3、4週間ほどハウスなどで乾燥させ、株をたたいて脱穀します。
高橋さんは「土づくりにこだわって栽培している。香りのよい金ゴマをいりごまなどにして堪能してほしい」と話しました。
JA販売推進課の関さんは「引き続き生産者と情報共有をし、品質の良い金ゴマを収穫できるようサポートしていきたい」と話しました。
JAでは、金ゴマを積極的に栽培していこうと2018年から生産者らと協力し、2020年11月にはゴマ専門メーカーとも協議を重ね、販売を始めました。
金ゴマは「埼玉県産金いりごま」として、JA各農産物直売所や量販店などで販売します。生産者の写真とJAのキャラクター「とれ蔵」が目印です。