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いるま野NEWS
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茶・原木シイタケを生産する貫井園で醸造用ブドウ収穫
2024年9月3日
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入間市で茶・原木シイタケの生産、販売などを営む「貫井園」は8月24日、醸造用ブドウ「ピノ・ノワール」「シャルドネ」の収穫を行いました。
関係者ら約20人が一つ一つ丁寧に摘み取り、約580キログラムを収穫しました。梅雨時期に長雨がなかったことで、品質は良好。十分な熟度と糖度に仕上がりました。
同園は、1980年代からシイタケの栽培を開始。同市の約1ヘクタールのほだ場で約3万本のシイタケの原木を管理しています。海外輸出や六次産業化にも力を入れ、2021年には「埼玉県しいたけほだ場共進会」で農林水産大臣賞を受賞しています。
醸造用ブドウの栽培は、2016年に同園の代表取締役である貫井香織さんが始めました。時が経つことで味わいが変化するワインに感銘を受けたことや、休耕地となった茶畑を借り受けたことをきっかけにワイン造りを決意。茶と原木シイタケ栽培の繫忙期と重ならないこともあり、本格的な醸造用ブドウの栽培に繋がりました。
ブドウの栽培技術は、山梨県が主催の栽培講習会などを通じて学びました。栽培当初は15アールで70本でしたが、現在は500本ほどに栽培本数が増えたそうです。
貫井さんは「自分の夢が周囲の人に支えられて形になった。今後も原木シイタケ・茶作りに合わせてブドウ栽培も楽しんでいきたい」と笑顔で話しました。
収穫したブドウは新潟県のワイナリーに持ち込み醸造され、熟成を経てから発売されます。同園のワインは「Yahoo!ショッピング」や同市のふるさと納税返礼品として購入ができます。
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