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狭山茶スパークリングティー販売
2024年8月27日
入間市の老舗茶園「池乃屋園」と食のブランド展開事業などを手掛ける株式会社Ensembles(アンサンブル)は、埼玉県内で初となる狭山茶スパークリングティー「TEAGE(ティアージュ)」を共同開発し、7月20日から販売を始めました。
1本330ミリリットルで税込み2280円。同園の店頭・サイトの他、同社が運営する通販サイト「食べごち」で販売しています。
ティアージュは、料理に合わせる「MARIAGE(マリアージュ)」と素材の旨みを際立たせる長期熟成「AGED(エイジド)」をコンセプトに「玉露入り煎茶」「いちご和紅茶」の2種類を販売しています。様々な料理とのペアリングを意識したノンアルコール飲料で、加糖をしないことで素材本来の美味しさを引き出しています。
「玉露入り煎茶」は市内では同園しか栽培していない希少な「玉露」を使用しています。煎茶の爽やかさが炭酸と合い、後味にはしっかりとした玉露の旨みを感じられる仕上がりになっており、和食や魚料理などと相性が良いです。
「いちご和紅茶」は、同園の「ゆめわかば」の和紅茶に県内の人気品種「あまりん」をブレンドしたもの。和紅茶の爽やかさと炭酸の相性が良く、後味にはほのかにイチゴの甘さと旨みを感じられます。洋食や肉料理、ベリー系のスイーツなどとのペアリングに向いています。
「ご馳走をより美味しく感じてもらえるような最適な飲み物を」をテーマに商品開発が行われ、アルコール飲料が苦手な消費者や「ソバーキュリアス(あえてお酒を飲まないライフスタイル)」層などの食事シーンで新たな飲み物の選択肢の提供を目指します。
同園を経営する池谷さんは「料理に合うお酒は取りそろえていても、ソフトドリンクは安価な大量生産品を使う飲食店は少なくない。『ティアージュ』を通じて、狭山茶の新しい価値を提供し、魅力を伝えるきっかけになれば幸いだ」と話しました。