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水稲農家がドローンで防除

2024年8月23日

JAいるま野は7月下旬から8月上旬、川越市や坂戸市を中心に管内の水田でドローンを使った農薬散布を行いました。

川越市では8月上旬、全国的に被害が報告されているイネカメムシの防除を目的とし、古谷種子生産組合の秦組合長のほか、JA営農センターの職員ら4人が参加しました。

使用した農薬は、主にカメムシ類に効果がある「キラップフロアブル」を8倍に希釈し、約2.5ヘクタールに散布しました。

秦組合長は「イネカメムシの発生が多発していることから、急きょ2回目の防除を行った。今後も各関係機関と情報を共有し、種子の品質の安定化を図っていきたい」と話しました。

 

坂戸市では7月下旬と8月中旬の2日間、米の高品質・高収量化を目的として、ドローンによる病害虫の防除を行いました。JAいるま野入西米出荷組合の加藤組合長や、JA北部資材センターの職員ら22人が参加しました。

農薬はカメムシ類やいもち病などに効果がある「アミスタートレボンSE」を8倍に希釈し、約18ヘクタールに散布しました。

加藤組合長は「猛暑の中、噴霧器を背負っての防除は厳しいが、ドローンを使用して防除作業を早く終えることができて良かった。引き続き高品質な米をつくれるよう努めていきたい」と話しました。