single.php

いるま野NEWS

『いるま野NEWS』
トップ

富士見市で梨収穫開始

2024年8月7日

富士見市で、特産の梨の収穫が始まりました。

富士見梨生産組合の清水組合長の梨園では8月6日、本格的な収穫がスタート。旬を迎え、甘くみずみずしく育った梨「幸水」を一つずつ丁寧に収穫していきました。

清水組合長は60年以上に渡り梨を栽培する農家の2代目で「幸水」「彩玉」「豊水」を栽培しています。収穫した梨は等級ごとに分けられ、軒先販売の他、JAにも出荷しています。

今年は昨年6~7月にかけての高温が花芽に影響したことで、収量は例年の約1割減となりましたが、肥培管理や病害虫対策などを徹底したことで十分な糖度に仕上がりました。7月に発生した突風などの影響も少なく、例年通りの収穫となりました。

同市は県内でも有数の梨の産地。砂質の土壌で梨の栽培に適していることから、1950年代半ばから生産が始まり、現在でも12戸の生産者が約3ヘクタールの面積で栽培をしています。

清水組合長は「消費者が笑顔になってもらえるように丹精込めて栽培した。埼玉県農薬適正使用アドバイザーの資格も取得したので、これからも安心で新鮮な梨を届けられるように励んでいきたい」と話しました。

「幸水」「彩玉」の収穫は8月末まで。その後は9月上~中旬まで「豊水」の収穫が続きます。