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関東ブロック茶共進会が開かれました

2024年7月31日

第51回関東ブロック茶の共進会が7月25、26日の両日、埼玉県入間市の県茶業研究所で開かれました。

最高位の農水大臣賞には荒茶(普通煎茶)の部で西澤陽介さん(埼玉県入間市、入間茶研究会)が受賞。荒茶(深蒸し煎茶)の部でヤマサ鈴木園・鈴木昭宏さん(静岡県御前崎市)、仕上茶(普通煎茶)の部で新井真一郎さん(埼玉県所沢市、所沢市茶業協会)がそれぞれ輝きました。

主催は生産者団体や各都県で組織する関東ブロック茶の共進会で関東農政局などが後援。荒茶・普通煎茶の部に19点、荒茶・深蒸し煎茶の部には59点、仕上茶・普通煎茶の部には25点の出品がありました。

審査長の農研機構・果樹茶業研究部門の佐藤研究領域長ら13人の審査員が、部門ごとに茶葉の形状と色沢を評価する外観審査と、湯を注いで浸出し、水色・香気・味の内質審査の合計4項目を審査しました。

佐藤審査委員長は「天候不順もあり、例年に増して生産者の技量が試される年だったが、出品されたものはどれも良品がそろっていた。共進会でも海外に向けた情報発信に努めるなど、今後も茶の振興に力を入れていきたい」と話しました。

出品茶を販売する入札販売会は10月1日、表彰式は同月31日に茶業研究所で開かれます。

その他の上位入賞者は次のとおりです。

関東農政局長賞 荒茶(普通煎茶)の部で増田政敏さん(埼玉県所沢市)、荒茶(深蒸し煎茶)の部で農業生産法人 掛川中央茶業株式会社 研究部会(静岡県掛川市)、仕上茶(普通煎茶)の部で田代裕也さん(埼玉県入間市)