いるま野NEWS
トップ
狭山茶摘み体験フェスタ
2024年6月10日
埼玉県特産の狭山茶を深く知ってもらおうと入間市の県茶業研究所で6月1日、「狭山茶摘み体験フェスタ2024」が開かれました。県茶業研究所、県茶業協会、県茶業青年団が主催で、多くの来場者でにぎわい、茶摘み体験や新茶の試飲・販売などのイベントで狭山茶をPRしました。
茶摘み体験は同研究所の茶園で10回に分けて行われ、家族連れら多数の来場者が参加しました。県育成品種の「さやまみどり」などの新芽の茶葉を摘み、ビニール袋いっぱいに詰めて持ち帰りました。
東京都から参加した親子は「同市の友人経由で今回のイベントを知った。自然に触れることは、子どもにとって良い教育になる。摘み取った茶は天ぷらにして美味しくいただきたい」と笑顔で話しました。
会場では、おいしい茶の入れ方教室、県手揉(もみ)茶保存会による手もみ茶の実演、フライパンや鍋などを使って家庭でできる茶づくり教室など茶づくしのイベントが行われました。
同茶業研究所の山内所長は「春先の温暖な気候と適度な雨量のおかげで、良質な新茶ができた。新茶の味と香りを堪能してもらいたい。今後も狭山茶の魅力を多くの人に知ってもらうためにPRしていきたい」と意気込みました。