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泥遊びで食育

2024年6月7日

川越市の小江戸南古谷農園は5月中旬、株式会社トリトスと共催で食育イベント「Dronco」を開きました。

「遊ぶ、真似ぶ、学ぶ」をテーマに、田んぼでの泥遊びや田植え体験を通じて農業を身近に感じてもらい、米を大切にする気持ちを育むことが目的。JAやCOEDO KAWAGOE FCの選手らが協力し、地域住民ら約200人が参加しました。

当日は、同農園の田中代表が食育の一環として「米について」をテーマに講演した後、参加者は田植え体験や田んぼでのかけっこ、サッカーなどを行い、泥だらけになりながら、自然と触れ合いました。

田植え後には同農園の黒米を使ったカレーやマコモ茶が振る舞われ、参加者に笑顔が広がりました。

参加した親子は「初めて田んぼに入って楽しかった。珍しい黒米カレーも美味しかった」「子どもに貴重な経験をさせてあげられて良かった。また次もあれば参加したい」と話しました。

田中さんは「田んぼに入り、遊びを通じて人の真似をして学ぶ。この食育経験をすることで農業を身近に感じてもらい、農業が憩いの場になると嬉しい。今後も、未来の農業者を増やすために、地域活性化に貢献したい」と想いを語りました。

お米は10月下旬頃に収穫され、JA農産物直売所などで販売するほか、収穫体験イベントも行われる予定です。