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五百川 田植えスタート
2024年4月18日
JAいるま野が2019年度から産地化を目指して栽培に取り組んでいる極早生品種「五百川」の田植えが川越市内で始まりました。
今年度は、同市と富士見市の生産者8人が約11ヘクタールの面積で栽培し、約50トンの収量を見込みます。8月上旬には収穫期を迎え、JA管内で最も早い新米として人気があります。
「五百川」は、福島県の生産者が「コシヒカリ」の突然変異を系統育種したもので、食味が「コシヒカリ」に劣らず、収穫期が1カ月ほど早い。粒が小さいことによる喉ごしの良さとさっぱりとした食味などが特徴です。
同市の金子司さんと父の昌弘さんは4月15日、13センチほどに生育した苗を水田に植え付けました。
司さんは「寒気が続いたせいで、苗の育ちも遅れたが無事に田植えをすることができた。収穫期に向けて水の管理を徹底し、消費者の方に美味しい新米を届けたい」と話しました。
収穫した米は、JA川越カントリーエレベーターで乾燥調製後、8月中旬には新米としてJA農産物直売所などで販売する予定です。