いるま野NEWS

2024年3月29日

日高市の「加藤牧場　バッフィ」は、３月５日から７日にかけてアメリカのマディソンで開かれたＷｏｒｌｄ　Ｃｈａｍｐｉｏｎｓｈｉｐ　Ｃｈｅｅｓｅ　Ｃｏｎｔｅｓｔ２０２４（ＷＣＣＣ２０２４）のチーズの部で金賞を受賞しました。

ＷＣＣＣは、ウィスコンシン州のチーズメーカー協会が主催する世界的にも最大級のチーズとバターのコンテスト。２年に１度開かれ、２０２４年で３５回目を迎えました。世界中から選ばれた乳製品の技術審査員が風味や塩分、色などを評価し、１００点満点から各審査員が減点していきます。

受賞したチーズは、「加藤牧場濃厚カマンベール『ＨＩＤＡＫＡ　ＷＨＩＴＥ』」。自社牧場で搾ったばかりの生乳の脂肪球を壊さないよう丁寧に加工し、生乳に生クリームを追加しクリーミーな味わいです。

代表取締役の加藤さんは「生乳のおいしさが生かされたチーズ。金賞を受賞できて大変光栄。今後もよりおいしいチーズづくりに励みたい」と話しました。

加藤牧場は現在、フリーストール牛舎で経産牛１３５頭と育成牛１５頭、仔牛３０頭を飼養。チーズの他、牛乳やヨーグルトなどの工場を設け、加工品を販売しています。乳牛共進会などでもトップクラスの成績を誇ります。