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第8回T-1グランプリ開催

2024年3月9日

狭山茶の主産地、入間市の県茶業研究所で3月3日、市内の小学生が茶の知識や淹れ方などを競う「第8回Tー1グランプリin入間」が開かれ、扇小学校5年生の篠田采佳(しのだあやか)さんが「茶(チャ)ンピオン」に輝きました。

同グランプリは、市内の若手茶業者の有志「茶人(チャット)~chat‘T」が主催。市や市茶業協会が協力し、市内の小学3~6年生の59人が参加しました。

茶業振興の一環として、児童に狭山茶をPRし、急須を使って狭山茶を飲むことの素晴らしさを体験もらうことや茶を通して、家族団らんの機会を提供することを目的に開催しました。市や市茶業協会が協力し、市内の小学3~6年生の59人が参加しました。

競技は「茶に関する〇×クイズ」「茶の種類当て」「茶の入れ方実技競技」の三つ。三つの競技の総得点上位4人が決勝戦に進み、同市の杉島理一郎市長や審査員らの前で茶の入れ方実技を行い、「茶ンピオン」を決めました。

決勝戦に進んだ4人と各学年の総得点1位(同率1位を含む)の5人の計9人が茶人の中島会長から、狭山茶をPRするお茶大使に任命され、「入間市お茶大使任命証」が手渡されました。今後、新大使は歴代のお茶大使で構成する「てぃぐりー」と協力し、2024年度市内で開催する茶関連イベントに参加し、技術の披露と狭山茶の魅力をPRしていきます。

篠田さんは「茶(チャ)ンピオンになれてとても嬉しい。今後はお茶大使として狭山茶の魅力を知ってもらうために頑張っていきたい」と笑顔で話した。

中島会長は「今回よりコロナ禍前の競技形式に戻したが、参加者が例年通りの人数で安心した。今後も子ども達が狭山茶の魅力をたくさん発信してくれることに期待している」と話しました。