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ポインセチアの出荷始まる
2023年12月1日
クリスマスを彩る観葉植物「ポインセチア」の出荷が11月中旬、入間市寺竹の「篠園芸」で始まりました。作業は12月20日ごろまで続き、赤を中心に白やピンクなど約12種類、およそ5万5000鉢を出荷する予定です。
ポインセチアの栽培は、同園の篠太一さんが1973年から始めました。日本で商業用ポインセチアの栽培に取り組んだ草分け的な存在で、現在は息子の孝幸さんを中心に8棟のハウスで栽培をしています。
夏の暑さの影響もありましたが、適切な栽培管理を行ったおかげで生育と色づきは順調。新型コロナウィルスの影響で減少していたホテルや催しなどへの装飾用としての需要も戻り、家庭用の小さいサイズの需要も増しているといいます。
孝幸さんは「クリスマスを彩る赤いポインセチアを見ることで、消費者が元気になってもらえたらありがたい。これからも花づくりを通して、地域貢献を行っていきたい」と笑顔で話しました。
ポインセチアは東京都内をはじめ、県内市場に出荷されるほか、同園で直売もします。