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小麦「ハナマンテン」審査会実施 種子全量合格!

2023年8月2日

川越市で7月27日、国産普通小麦「ハナマンテン」種子の生産物審査会と農産物検査が行われました。

JAいるま野の子会社、いるま野アグリが生産した種子の発芽率や整粒率、水分量などを、県農林振興センターの種子審査員やJAの農産物検査員が審査し、全量合格となりました。

JAでは、これまで主に長野県産の種子を使い、「ハナマンテン」の生産を行ってきましたが、より安定的に小麦の種子を供給するため、県生産振興課や県米麦改良協会、県川越農林振興センターと検討した結果、同社が管理する富士見市内の水田を指定種子生産圃場(ほじょう)(※1)に指定し、生産に取り組んできました。

今年は栽培面積を増やし、生産量は昨年のおよそ1.6倍の約11.4トンとなりました。

同社の矢島課長は「今年は雨が少なく、晴れの日が続いたおかげで品質・収量ともに十分。刈り取りも適時に行うことができたので、そのことが全量合格につながった」と笑顔で話しました。

合格した種子は今秋の播種(はしゅ)(※2)に向けて、管内全域の生産者に供給していく予定です。

 

(※1)圃場(ほじょう)・・・田んぼや畑   

(※2)播種(はしゅ)・・・作物の種をまくこと。種まき。