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越生町の風物詩 梅の「天日干し」スタート
2023年7月24日
県内でも有数の梅産地として知られる越生町で7月23日、梅の天日干しがスタートしました。
作業は8月下旬まで続き、同町は甘酸っぱい香りに包まれます。
当日作業したのは、JAいるま野越生支店梅部会の横田さん。
小梅「織姫」や同町ブランド梅「べに梅」など約1トンをシソの葉のみで色を付けます。
塩分は、10%~12%に調整し、1カ月間ほどたるに漬け込んだ後、梅の皮が破れないよう注意しながら丹念に返し、日光を均等に当てていきました。
同部会は、現在80戸以上の梅農家が約50トンの梅干しを生産。
部会長の吉原さんは「同町は、昔ながらの梅干しで人気がある。引き続き、天気と相談しながら作業し、良質な梅干し作りに励みたい」と笑顔で話しました。
天日干しした梅は選別後、冷暗所で熟成させ、10月下旬に品評会を開き、11月上旬からJA越生農産物直売所を中心に各農産物直売所などで販売する予定です。