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星を見る会
2025年1月6日
越生町の越生高校・武蔵越生高校・坂戸市の筑波大学附属坂戸高校の生徒は12月中旬、越生町で指導農業士の山口さんが営む「山口農園」で、「星を見る会」と題した地域産業活性化イベントを開きました。
地元や地域の魅力発信を高校生が主体で行い、生徒の手作り野菜ポトフや、廃棄する梅の徒長枝を串代わりに再利用した食べ物などを販売しました。
同イベントは越生町の特産である梅を活かした産業や、中山間地ならではの夜景、地元の子どもが取り組む活動などを融合させたイベントの運営を通じ、外部からの来場者に同町の魅力を再発見してもらうことが目的です。
当日は地元や県外から一般人ら約100人が参加。日本宇宙少年団鳩山分団の団員を講師に迎え、稲刈り後の田んぼを会場とした天体観測や、梅の徒長枝(とちょうし)を使ったマシュマロ焼きなどが行われ大いに賑わいました。
同イベントのリーダーを務めた筑波大学附属坂戸高校の河野さんは「他校の生徒同士が協力し、地元について考え魅力を発信するイベントは初めて。今後も授業で学んだ農や食の観点から、地域を盛り上げるPRをしていきたい」と意気込みました。
山口さんは「普段捨ててしまう枝を再利用できて良かった。梅などの農産物の他にも、地域の魅力を発信し続けることで、越生町が更に活気づいてくれれば幸いだ」と話しました。