春先の茶業の準備について

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川越農林振興センター 
農業支援部 技術普及担当
TEL:049-242-1804

1 近年の一番茶の状況

令和5、6年とも新芽の動き出しが早く、強い晩霜害も見られなかったことから、摘採が早まりました。
令和7年の一番茶も、摘採が早くなることを想定して準備を進めることが重要です。

2 茶園管理について

本稿が皆様の手元に届く頃は、芽出し肥を散布している時期だと思います。芽出し肥は一番茶芽の形成に寄与することはもちろんですが、樹体に蓄積され茶樹の生育に利用されていくものなので、安定的な茶生産を考えるうえで重要な肥料です。即効性の化成肥料を、窒素成分で9kg/10a以内で施用します。
カンザワハダニ、チャノミドリヒメヨコバイ、ツマグロアオカスミカメの防除を行います。カンザワハダニは古葉の葉裏に20枚中4枚に生息を確認したら防除の必要があります。ヨコバイ、カスミカメについては萌芽期以降発生を警戒し、被害が見られたら速やかに防除を行います。摘採までの日数を考慮し、農薬の使用前日数を確認して薬剤散布を行いましょう。

3 茶工場の準備

茶園管理と併せて、茶工場の準備も進めます。茶工場の清掃、製茶機械の洗浄、摘採袋の洗濯、運搬車の荷台の掃除等を行い、製茶されたものに異物が混入しないようにしましょう。
また製茶機械の整備を行い、葉打ち機・粗揉機等のバネ圧の調整や、風量の確認をしておきましょう。
冒頭にも書きましたが、今年も製茶時期が早まることを想定に入れて、早めに準備を行いましょう。

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