「組合員リーダー研修会」・「准組合員懇談会」開催

「組合員リーダー研修会」開催

JAは昨年の12月5日、各支店の総代や支部・友の会などの組織代表者である支店運営委員を対象に、相互の親睦とJA運営に対する理解を目的に「組合員リーダー研修会」を開催しました。当日は、ウェスタ川越の大ホールに約900人の組合員にご参加いただき盛大に行われました。
はじめに、亀田康好組合長が挨拶し、「農業を取り巻く環境は非常に厳しい状況にあるが、いるま野として組合員の所得向上や地域農業の振興のため、協同の精神のもと、より一層取り組みを強化していく」と強調。また、能登半島の地震・豪雨被災地の農業復興のため「世界農業遺産15カ月カレンダー(2025)」を販売し、利益は全額、能登地域GIAHS推進協議会を通じて寄付されることから協力を呼び掛けました。

あいさつする亀田組合長
壇上に並ぶ役員
取り組み状況を説明する斉藤常務

第一部は、斉藤利彦管理担当常務による「JA自己改革の実践」についての報告がありました。JAいるま野の理念である「人に優しい豊かな地域社会を目指して」の実現に向けて取り組んでいるJA自己改革の内容について説明。特に重点取組指標として掲げている取り組みは、実践内容について具体的な目標数値を交えて、その進捗状況を報告しました。「協同活動を支える経営基盤の確立に向け、これまで以上に組合員との対話を重ね、意思反映を尊重し、着実に自己改革をすすめていくことが重要だ」と話しました。

その後、農ジャーナリストの小谷あゆみさんによる基調講演が行われ、演題「世界農業遺産!いるま野のここがすごい!小さな連携で参加型の農業を」と題して、「環境と共生する農業を行うために、地域住民を巻き込んだ参加型の農業を展開することで、地域の中に理解者・仲間を作り、ともに『共創』していくことが重要だ」と力強く訴えました。
第二部は、歌手の夏川りみさんによるミニコンサートが行われました。夏川さんは、代表曲「涙そうそう」など合計8曲を披露。自ら三線を弾きながら見事に歌い上げ、会場からは大きな拍手が送られました。
参加者からは「研修会はとても勉強になった」「生演奏と生歌は迫力があり感動した」などの声が聞かれました。

にぎわいを見せる会場

農ジャーナリストの小谷あゆみさんが「世界農業遺産!いるま野のここがすごい!小さな連携で参加型の農業を」と題し基調講演!