JAいるま野ニュース

暑い夏のお供に!
旬のエダマメ収穫最盛期!

旬のエダマメを収穫する飯野さん
旬のエダマメを収穫する飯野さん

JA管内の主力品目、エダマメの収穫が最盛期を迎えています。4月から5月にかけての温暖な気候のおかけで、生育は順調。例年より1週間ほど早い収穫となりました。
JAでは生産者と品種設定を協議して出荷するエダマメを「いるまめ」として販売。品質保持のため包装資材に鮮度保持袋を使用するなどの工夫を行うことで、食味にもこだわり、市場でもブランド品として定着し、高評価を得ています。
JA野菜一元共販連絡協議会枝豆部会の飯野芳彦部会長は「今年は例年以上に品質と食味が良好。甘さと風味が豊かなエダマメを食卓のお供にして味わってもらいたい」と笑顔で話しました。
JA野菜一元共販連絡協議会枝豆部会には、約220人が所属し、およそ140ヘクタールで栽培。今シーズンは約15万ケース(1ケース6.5キロ)の出荷を見込み、収穫は9月下旬まで続く予定です。

旬のエダマメを収穫する飯野さん

当日は、マスコミ各社も取材に訪れました

旬のエダマメを収穫する飯野さん
当日は、マスコミ各社も取材に訪れました

糖度15度以上!
毛呂山町でスイカの収穫が
始まる

スイカの収穫をする新井さん(左)と大野さん(右)
スイカの収穫をする新井さん(左)と大野さん(右)

毛呂山町で6月27日、スイカの収穫が始まりました。同町では、町のキャラクター「もろ丸くん」の名前を使った「もろ丸くんのスイカ」をブランド化に向けて栽培。糖度15度以上のものが多く、シャリ感の良さが特徴です。また、種が大玉スイカの4分の1ほどのサイズと小さくて食べやすい「ピノ・ガール」の栽培にも取り組んでいます。
スイカ農家の大野謙一さんと新井功さんは「微量要素を加えた土づくりと温度管理を徹底してきた。丹精込めて作った甘いスイカを食べて笑顔になってもらえれば」と話しました。
収穫したスイカは、JAいるま野毛呂山農産物直売所で8月中旬まで販売する予定です。

スイカの収穫をする新井さん(左)と大野さん(右)

スイカの収穫をする新井さん(左)と大野さん(右)

所沢市で
春蚕期の繭出荷!

純白の繭を出荷する小暮さん(右)
純白の繭を出荷する小暮さん(右)

所沢市で6月14日、春蚕期の繭の出荷が行われました。JA管内では1戸の農家が養蚕を続けており、今期は約121キロの繭を出荷しました。蚕は5月中旬から飼育を開始。6月上旬には繭を作るための場所へ移動させる上蔟じょうぞくを行い、生育は順調で例年通りの出荷となりました。
同市で25年以上蚕を育てる小暮重行さんは「蚕室や作業時に消毒などの防除をしっかりと行ったので、品質の良い繭ができた。今後も良質な繭を育てていきたい」と笑顔で話しました。出荷した繭は県優良繭生産推進協議会を通じて長野県の製糸所に運ばれ、白生地や反物などに加工される予定です。

純白の繭を出荷する小暮さん(右)

純白の繭を出荷する小暮さん(右)

日高市特産のブルーベリー
収穫始まる

丁寧に収穫する土屋さん
丁寧に収穫する土屋さん

日高市で6月7日から、特産のブルーベリーの収穫が始まりました。同市のブルーベリー研究会会長を務める土屋源一さんは「今年は適度な雨量と気候で生育が順調。昨年よりも収量が多く粒も大きく仕上がった」と話しました。
同市では摘み取り体験ができる農園5カ所をマップ化しており、体験は7月中旬から8月末までを予定しています。
土屋会長は「同研究会は甘くておいしいブルーベリーの栽培に取り組んでいる。マップやレシピ集は市内の公民館や農園にも置いてあり、手に取ってもらえればありがたい」と話しました。
出荷は8月末まで続き、自宅で販売する他、JA農産物直売所あぐれっしゅ日高中央などで販売予定です。

丁寧に収穫する土屋さん

丁寧に収穫する土屋さん

世界農業遺産記念事業
三芳町で「農業遺産農業塾」開校

講師を務めた島田さん(右)下と参加者ら
講師を務めた島田さん(右)下と参加者ら

三芳町で6月22日、世界農業遺産認定記念事業の一環として「農業遺産農業塾」を開校しました。同町を含む三富地域では昨年、伝統農法「武蔵野の落ち葉堆肥農法」が世界農業遺産に認定され、都市近郊農業と伝統農業の両方が息づき、農業の振興に力を入れています。当日は地域住民ら20人が参加し、町立上富小学校の屋上から平地林が短冊状に配置された独特の景観などを見学したほか、地元農家で同農法を実践している島田喜昭さんの圃場ほじょうでジャガイモの収穫体験などの作業を行いました。
島田さんは「この農業塾を通じて農業と農家への理解者が増えたらありがたい」と笑顔で話しました。

講師を務めた島田さん(右)下と参加者ら

講師を務めた島田さん(右)下と参加者ら

品質良好!
JA管内でハナマンテン収穫期!

収穫作業に励む松井さん
収穫作業に励む松井さん

JA管内の富士見市や狭山市、坂戸市などで、小麦「ハナマンテン」の収穫が最盛期を迎えました。ハナマンテンは、長野県で育種された超強力系の小麦で、2007年から坂戸市で栽培を開始。パンや中華麺に加工するとモチモチとした食感が楽しめ、人気を集めています。
JAいるま野の子会社、いるま野アグリは6月6日、富士見市の圃場ほじょうで麦刈りを行いました。本年度は富士見市や鶴ヶ島市など約20ヘクタールの栽培面積で約80トンの収穫量を見込んでいます。狭山市では6月11日、小麦農家の松井克実さんが収穫を始めました。4月下旬から5月上旬にかけての適度な雨量と温暖な気候のおかげで生育は順調で品質も良好です。
刈り取りは6月下旬まで続き、JA坂戸カントリーエレベーターに出荷され、県内のパン店やラーメン店などに使われる予定です。

収穫作業に励む松井さん

品質を確認する、いるま野アグリ社員

収穫作業に励む松井さん
品質を確認する、いるま野アグリ社員

直売組織連絡協議会
第21回通常総会

あいさつをする関口会長
あいさつをする関口会長

JA直売組織連絡協議会は6月24日、川越市のラ・ボア・ラクテで第21回通常総会を開催しました。JAの加藤榮壽副組合長をはじめ、同協議会各地域の組合長ら12人が出席し、令和5年度事業報告並びに収支決算や令和6年度事業計画の2議案すべてが承認されました。
関口眞一会長は「梅雨に入り作物にとって影響の出てくる時期になったが、病害虫などの情報はみんなで共有し合い、早期対策できるようにしたい。また、去年に引き続き売り上げの向上を目指して各部署連携を強め、互いの意見を取り入れながら出来ることをやっていこう」と呼び掛けました。

あいさつをする関口会長

あいさつをする関口会長

野菜一元共販連絡協議会
第28回通常総会

あいさつをする落合新会長
あいさつをする落合新会長

JA野菜一元共販連絡協議会は6月4日、川越プリンスホテルで第28回通常総会を開催しました。
全農埼玉県本部や県川越農林振興センターらを来賓に迎え、JA関係者や各地域の役員99人が出席し、令和5年度事業報告をはじめ、令和6年度事業計画など4議案が承認されました。また、役員改選も行われ、落合伸行さん(川越地域)が新会長に就任しました。
落合新会長は「JAと生産者が協力し合うことで、良質な農産物の出荷に努めていきたい。今後は会員同士の連携を更に深め、次世代に広がる取り組みをしていきたい」と呼びかけました。

あいさつをする落合新会長

あいさつをする落合新会長