4月27日、所沢市観光情報物産館「YOT―TOKO(よっとこ)」で「ところざわ新茶まつり」が開催されました。新茶まつりは、市民らに狭山茶について理解を深めてもらい、より親しんでもらうことを目的に所沢市茶業協会が主催。会場では、日本茶インストラクターによる茶の淹れ方教室やドライフルーツとスパイスをお茶に組み合わせたミックスティー作りなどの体験コーナーをはじめ、新茶の販売会などが行われ、会場は大いに賑わいました。
同市在住の夫婦は「狭山茶のイベントは初めて参加した。狭山茶の魅力を味わうことができて良かった」と笑顔で話しました。
立春から数えて八十八夜に当たる5月1日、入間市役所で入間市茶業協会が主催の「八十八夜新茶まつり」が開催されました。同市では、狭山茶の消費拡大とPRのために、同茶まつりを例年開催しているほか、2022年には「おいしい狭山茶大好き条例」を制定するなど、狭山茶の振興に力を入れています。
会場となった市役所前の広場では、手もみ茶実演、新茶の一煎パックと茶苗の無料配布、新茶販売の予約受付などが行われ、市役所脇の茶畑では多くの来場者が茶摘み体験を楽しみました。JA職員らも茶娘に扮し、来場者からの撮影に応じるなど、会場に彩りを添えました。
県茶業協会は5月2日、鶴ヶ島市の長峰園で県知事茶業視察を行いました。茶業関係者らが大野元裕知事と共に狭山新茶の出来栄えなどを確認。茶園で新芽の状況や製茶工場などを視察し、狭山新茶を飲みながら意見を交わしました。
園主の長峰秀和さんは「産地が消費地になるのが狭山茶の利点。今後もこの利点を生かした狭山茶の振興に取り組んでいきたい」と意気込みました。
大野知事は「狭山茶は県が誇る貴重な財産だ。県でも茶園などを巡るスタンプラリーを企画したので、これらを通して狭山茶のPRの支援をしていきたい」と話しました。
JA女性組織協議会は5月30日、第28回通常総会を開催しました。女性部役員64人(本人出席39人、委任状出席25人)が出席。令和5年度活動報告や令和6年度活動計画など、すべての議案が承認されました。
記念講演では、NHKテレビ・ラジオ体操指導者の岡本美佳氏が「知っているようで知らない目からうろこのラジオ体操」をテーマに講演を行いました。役員は、ラジオ体操の一つ一つの動きについて説明を受け、楽しみながら身体を動かしました。
同会の平野小百合会長は「地域の皆さんにもご協力をいただきながら、仲間づくり運動に取り組み、女性部活動を盛り上げていきましょう」とあいさつしました。
JAは5月19日、JA農産物直売所「あぐれっしゅふじみ野」で、第16回こども料理コンクールで最優秀賞の「JAいるま野組合長賞」を受賞した「いるまの野菜で かつ」を商品化し、販売しました。考案した狭山市の大槻咲結さんが自ら店頭に立ち、1パック(2個入り)150円で限定50個を販売し、約30分で売り切れ好評でした。
「いるまの野菜で かつ」はJA管内で採れたニンジンとダイコンを肉で包み、衣をつけて揚げた一品。
大槻さんは「自分が考えた料理が販売されるので緊張した。売れるか心配だったが、完売できて嬉しかった」と笑顔を浮かべました。
JAいるま野の子会社、いるま野サービスは、特殊詐欺未然防止に貢献したとして、飯能警察署から感謝状を受け取りました。
3月下旬、70代の男性が携帯電話で通話しながらATMを操作している様子を同社の社員が確認し、不審に思い声をかけたところ還付金詐欺の疑いがあり、同警察署に通報しました。
対応した同社の寺島みどりさんは「JA子会社として、振り込み詐欺防止に協力が出来て良かった。今後もJAグループとして振込詐欺防止に協力するとともに地域の安全を守ることに努めたい」と話しました。
関東三大梅林の一つとして知られる越生梅林で5月29日、特産の梅が収穫最盛期を迎えました。
同梅林では、主力品種の「白加賀」を始め、ブランド梅の「越生べに梅」などが約2ヘクタールの面積に約1000本植えられています。
同部会の山口博正副会長は「越生の梅は農家が一つ一つ手でもいでいる。収量に心配はあるが、品質重視で生育し、高い評価をいただいているのでぜひ味わってもらいたい」と笑顔で話しました。
収穫した梅は、JA農産物直売所や「うめその梅の駅(越生自然休養村センター)」などで5月下旬から6月下旬頃まで販売する予定です。
JA越生町支店梅部会は5月23日、「白加賀」や「越生べに梅」などの梅の産地で知られる越生町で、梅の目揃え会を開きました。
品質や出荷規格を生産者たちが手に取って確認し、26日から始まる出荷に向けて、品質の統一化を図りました。
同部会の部会長を務める横田邦夫さんは「今年は例年に比べて収量が少ないが、品質は良好。来年に向けて万全の準備を整えて、梅の生育に励みたい」と意気込みを語りました。JA販売推進課の飯野昌弘課長は「JAとして、農業者の所得増大に繋がるよう需要と供給のバランスを上手く取っていきたい」と話しました。
所沢市立三ヶ島小学校は5月24日、同市の糀谷八幡湿地棚田で、田植え体験を行いました。5年生49人が参加し、約10アールの棚田でJAが提供したコシヒカリともち米「峰の雪」の苗を植えていきました。体験会は、同湿地の保全整備活動に取り組む糀谷八幡湿地保存会のメンバーが主催。農業者の高齢化や担い手不足で荒れた湿地を戻そうと2004年に地元有志により設立され、里山風景の再興を目指し、山林などの整備に取り組んでいます。同会の水村周介会長は「身体づくりに必要な日本人の主食である米ができる過程を体験し、地域農業への理解を深めてもらいたい」と話しました。
坂戸市で25日、米穀メーカー東洋ライスが、「サイタマ工場場見学&田植え体験イベント」を開きました。田植えを通じて農業や食の大切さを感じてもらうことを目的に、JAいるま野と坂戸市が共催しました。顧客や同市民など約30人が参加し、同社の工場で無洗米がどのように作られるかなどの講習後、JA入西米出荷組合の新井雅之さんの
JA北部資材センターの南雲良一主任は「今回の体験を通じ米作りを身近に感じて頂き、農業への理解が深まればうれしい」と話しました。
JAは5月26日、西部読売会と共催し、川越市内の
参加者は県産のブランド米「彩のきずな」を丁寧に手で植えていき、泥を手で平らにならすなど、農業体験を楽しみました。
参加者の親子は「自然と触れ合いながら初めて田植えができて良かった」などと話しました。
9月下旬頃には稲刈り体験を予定しており、JAでは今後も食育活動を通じて、地域住民への農業に対する理解の醸成を図っていきます。
狭山市茶業協会などからつくる「狭山新茶と花いっぱいまつり実行委員会」は4月29日、狭山市役所で5年ぶりとなる「狭山新茶と花いっぱいまつり」を開催しました。
新型コロナウイルスの規制緩和を受け、会場では、新茶の販売や狭山市手揉み茶保存会による手揉み茶の実演、JA農産物直売所「あぐれっしゅげんき村」の野菜販売などが行われたほか、庁舎敷地内で茶摘み体験が行われ、家族連れなど多くの人が楽しみました。
来場者は「5年ぶりに花いっぱいまつりが開催されて嬉しい。新茶の味や出店などを堪能することができて充実したイベントだった」と笑顔で話しました。
茶摘みを体験する親子