大事なモノ
野田 美奈子さん(狭山市)
野田 美奈子さん(狭山市)
植松 夕葵さん(所沢市)
私は3月に家族旅行で沖縄に行きました。その時に東南植物楽園という所に行って、ヒスイカズラとブーゲンビリアをライトアップしていたり、イルミネーションでハスが作られていて、すごくキレイでした。また行きたいです。
石井 匠さん(川越市)
私は、家業であるブドウ栽培を手伝い始めて半年程になります。今はブドウが開花して綺麗に咲いています。子どもは保育園入園、妻は仕事復帰など、家族みんなが開花に向けて新しいスタートを切っています。それぞれの場所で立派な花が咲くことを願っています。
野口 良夫さん(入間市)
私は、親子三代続く油屋を経営しています。花と言えば桜です。幼い頃に祖父とおむすびを持って神社の桜を見に行きました。小中学校の頃は通学路が桜並木でしたが、今はその桜も数本となり、時の流れを感じる今日この頃です。
青木 聡子さん(三芳町)
学生の頃に旅行先で立ち寄ったひまわり畑、そこで見た太陽に向かって咲くひまわりの姿に心を打たれたことがあります。桜が散りまた、新たな花が咲いてきます。変わりゆく花を見ていると季節の変化を感じます。
山田 ふみさん(坂戸市)
我が家では露地野菜を栽培しています。四季折々の野菜をつくり、大勢の人々とのふれあいを楽しみに毎日働いています。種をまき、花をつけ、実をつけ、1番のりでその実を「美味しいね」と笑顔で食す最高の喜びです。
子供の頃、買ってもらった長靴を早く履きたくて雨を待っていた事を思い出しました。今、野菜を作っている私。梅雨の晴間に草取りをし、肥料を撒く。野菜達も雨を待っています。
厄介な梅雨の時期。今年も米作りのシーズンが到来したという実感が湧くとともに、作物にとっては無くてはならない時期です。今年も例年と同じように収穫できればと思います。
私の家は米農家です。6月下旬から7月中旬に田んぼを乾かす「中干し」という作業があります。梅雨の時期になると気分が晴れず、なんだかやきもきします。田んぼ乾かしたいなぁ。
昔は雨でも畑に行き、雨ガッパの代わりに「かます」を着て「しよいた」を背負い裸足で向いました。今と違い昔の梅雨は寂しい季節でしたが、梅雨明けには市内の天王様にお参りに行き、茹で饅頭をお供えしました。
梅雨で思うことは、最近の子どもはゴム長靴を履いている姿を見かけないことです。路が良くなった成果でしょうが、昔は道路の水溜まりで無邪気に遊んだものです。
最近季節の変わり目が分からなくなりました。今年は2月に20℃を越えたかと思えば、3月に寒波が来て桜の開花が遅れました。梅雨の入り明けが、はっきりしません。自然と対峙して生きるのは大変です。
バス旅行で鎌倉長谷寺のあじさい散策に行きました。長谷寺は、花の寺として有名で、四季折々の花が咲いているそうです。色とりどりの花などに感動すると共に、寺では写経も体験して、心洗われる一日でした。
梅雨の時期は、空気が雨に洗われて嫌いではありません。家庭菜園をしているので、梅雨のシャワーは美味しい野菜になる助けをしてくれるので嬉しいです。
日本には四季がありその間に梅雨があります。最近はそのサイクルが乱れてきて、淋しいような悲しいような。お米を作るには大切な雨ですよね。鬱陶しがらずに、空からの恵みに感謝したいと思います。
玄関の前に咲く水仙は、毎年白い花をつけてくれます。今思い出すと、この家に来た頃から、家族になり、子供が小学生にあがり、どんなに時が過ぎても、同じ場所で新しい春を教えてくれる私の大事なモノの一つです。