第16回こども料理コンクール開催
JAは2月12日、第16回こども料理コンクールを開きました。34作品の応募の中から狭山市の大槻咲結さんが作った「いるまの野菜で かつ」がJA組合長賞に選ばれました。ニンジンとダイコンを肉で包み、衣をつけて油で揚げた一品です。
同コンクールは、JAが主催し坂戸市の女子栄養大学が協賛。県教育委員会やJA埼玉県中央会などが後援。「ごはんに合うおいしいおかず」や「ごはんを使った料理」をテーマにJA管内の小学校に募集しました。
書類審査を通過した5人は、同大学で学生のサポートを受けながら料理しました。完成した料理は、同大学の教授やJA女性組織協議会、武蔵野食文化推進者、料理研究グループの代表らが審査しました。
同大学の調理学研究室奥嶋佐知子准教授は「料理器具の使い方がうまく、食材が活かされた料理だった。引き続き、楽しみながら進んで料理してほしい」と講評しました。JA組合長賞に選ばれた大槻さんは「野菜が苦手でも美味しく食べられる料理。今後も料理を楽しみたい」と話しました。
「いるまの野菜で かつ」は、JA農産物直売所あぐれっしゅふじみ野で期間限定で販売する予定です。
第16回JAいるま野こども料理コンクール受賞者
賞名 | 氏名 | 料理名 |
JAいるま野組合長賞 | 大槻 咲結さん | いるまの野菜で かつ |
女子栄養大学学長賞 | 鈴木 麗さん | とれ蔵の満点チャプチェ |
いるま野栄養満点賞 | 山本 咲良さん | 地産地消!! 里いもとほうれん草のホクホク餃子 |
A級グルメ賞 | 岸野 航大さん | だんだん黒豚バーガー [ライスでナイスなさつま節だよ人生は] の段 |
とれ蔵愛してるで賞 | 森下 千帆さん | おやおや?おやさい!とれぞう(蔵)すい |
JAいるま野組合長賞
いるまの野菜でかつ
■材料:4人分
豚ロース
(生姜焼き用)16枚
人参2本
大根1/3本
パン粉(細目)100~120g
粉チーズ大さじ3
マヨネーズ適量
塩少々
こしょう少々
油適量
マヨネーズ大さじ4
おろしにんにく小さじ1
★いるま野管内で採れた食材★
人参、大根、豚肉
■作り方
①人参にラップをして、電子レンジ600Wで4分加熱。大根もラップをして、電子レンジ600Wで4分加熱する。
②①の粗熱が取れたら、人参は縦半分に切ってから横半分に、大根は縦4等分に切る。
③ラップに豚肉2枚並べてマヨネーズをまんべんなく塗ったらひっくり返し、塩こしょうをして人参を巻く。
④バットにパン粉と粉チーズを合わせ、③を転がしながら衣をつける。大根も同様に作る。
⑤フライパンに油を1cmくらいの深さに入れ、揚げ焼きにする。
⑥お好みで、マヨネーズとおろしにんにくを混ぜたものをつけて食べる。
★この料理のアピールポイント★
人参も大根もカツにすると甘くておいしい。