三富地域農業振興協議会と角川武蔵野ミュージアムは2月23日、所沢市の同施設で、体験学習「角川武蔵野ミュージアムで植菌’g!(ショッキング)」を開き、県内外から小中学生ら24人が参加しました。
参加者は、県川越農林振興センターの藤澤史宜担当部長による三富地域の農業について説明を受けたあと、同ミュージアムを見学。同市で栗原しいたけ園を営む栗原昌之さんときのこマイスターの資格を持つ木村淳一さんらが講師となり、シイタケとヒラタケの植菌などを体験しました。
参加者の親子は「植菌は体験したことがなく子どもに良い経験になった」と話しました。
11月7日に開催された「第9回埼玉県さといも協議会共進会」で農林水産大臣賞(土垂の部)を受賞した川越市の新井一樹さんは2月7日、同市の川合善明市長を表敬訪問しました。
同共進会は、生産量・産出額ともに全国1位の継続と知名度向上へ、栽培技術の普及と高品質・多収生産の推進、栽培意欲の高揚を図ることを目的に行われるもので、今年は合計270点が出品されました。
新井さんは「受賞できてうれしく思う。今後は面積を増やし、より力を入れていきたい」と話しました。
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JAいるま野資産管理組織連絡協議会は2月26日、川越市のラ・ボア・ラクテで令和5年度第2回情報交換会を開催し、JAの亀田康好組合長や同協議会の役員ら21人が参加しました。
当日は、土地家屋調査士の稲吉貴資氏が「境界線の今とこれから」をテーマに講演。近年、問題にあがる測量現場での重要なポイントなどについて具体例を交えながら説明しました。
同協議会の有山茂平次会長は「身近なことでありながらも重要な境界線について、講義いただくことは会員にとって非常に勉強になる。講演の内容に参考にして、今後も活動していきたい」と話しました。
JAいるま野青年後継者組織連絡協議会は2月27日、川越市で、5年ぶりとなる「JAいるま野青年後継者組織連絡協議会全体交流会」を開きました。同協議会の会員や4Hクラブ、JAの役職員ら133人が出席。フリーアナウンサーの福澤朗氏の記念講演や情報交換会で会員同士の交流を図りました。
福澤さんは「NOチャレンジ NO LIFE!チャレンジライフのコミュニケーション術」を演題に、他人とコミュニケーションを取る際のコツなどを自身の経験を交えながら講演しました。
同協議会の吉田明宏会長は「多方面で活躍する福澤氏の講演は青年組織にとって非常に勉強になるものだった」と話しました。
JA飯能支店運営委員会と職員は2月3日、同支店から飯能市役所周辺の市道を清掃活動しました。同支店は、飯能市の道路美化活動に賛同。当日は59人の運営委員が5グループに分かれ、地域貢献活動の一環として1時間半に渡ってごみ拾いを行いました。
戸田博支店運営委員長は「多くの方に参加いただけたおかげで、たくさんのゴミを拾うことができた。良い活動になったので、今後も続けていきたい」と話しました。
終了後には職員が分別し、燃えるゴミやペットボトルなど6袋ものゴミが集まりました。
県川越農林振興センターと川越地区指導農業士連絡協議会は2月15日、後継者・経営体育成研修会を開きました。いるま地域明日の農業担い手育成塾と県農業大学校の生徒ら27人が参加し、地域指導農業士のハウスを巡回。当日は、参加者は鶴ヶ島市の施設トマト農家、吉澤茂義さんと毛呂山町の施設イチゴ農家の田中英也さんのハウスを巡回し、栽培技術などを質問した後、飯能市の地方庁舎で9人の指導農業士らと情報交換会を開きました。
参加した同大学の佐久間明花里さんは「施設栽培を学ぶことができて良かった。また、同塾生とも交流できて良い機会になった。地域の方との繋がりを大切にして、今後も農業に携わっていきたい」と話しました。
JA牛部会と川越野菜部会は2月16日、川越市立月越小学校の2年生を対象に5年ぶりに「わくわくアグリスクール」を開催し、54人の児童が酪農体験や農業体験を通じて、食と農の大切さを学びました。
同スクールは今回で15回目。体験を通じて農業への理解を深めてもらうことを目的に、JA管内の小学校で実施しています。JA共済連埼玉県本部の地域・農業活性化積立金を活用し、今回は県川越家畜保健衛生所や県川越農林振興センターなどの協力の下、開催されました。
当日のカリキュラムは、成牛・仔牛との触れ合いと搾乳体験、仔牛の哺乳見学の他、バター作りとホウレンソウの荷造り体験を行いました。
児童は「初めて牛に触れた。牛乳とホウレンソウなどたくさん食べて応援したい」などと話し、JA牛部会の時田裕部会長は「牛に触れて楽しそうにしている児童の姿を見ることができて良かった。酪農を取り巻く情勢は厳しいが、酪農や農産物について理解を深め、たくさん消費してほしい」と話しました。
ホウレンソウの荷造りを教える小野寛さん(中)と学ぶ児童ら
成牛に触れ合う児童