三芳町で特産のサツマイモが収穫最盛期を迎えました。
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川越いもの代名詞で100年以上続く伝統品種「紅赤」をはじめ、「べにはるか」や「ベニアズマ」、「シルクスイート」など多品種が出荷され、収穫は11月上旬まで続きます。同会の会長を務める島田裕康さんは「富の川越いもは地域の誇り。定番の焼き芋だけでなく、お菓子にしても美味しいので、色々な食べ方で楽しんでもらいたい」と笑顔を見せました。
国産では希少な金ゴマが9月6日、収穫期を迎えました。今年は5月中旬の雨量の影響で収量がやや少ないですが、順調に生育し品質は良好。今年は7人の生産者が約113アールで栽培しています。
作業したのは、富士見市の星野貴洋さん。バインダーを使って刈り取り、2~3週間ほどハウスなどで乾燥させ、株をたたいて脱穀します。星野さんは「国産の金ゴマは香りが良い。すりゴマなどで香りを堪能してほしい」と話しました。
収穫した金ゴマは「埼玉県産金ごま」としてJA各農産物直売所や量販店などで販売します。
三富地域農業振興協議会は9月23日、川越市のウェスタ川越で農と里山シンポジウムを開催し、県内外から約190人が参加しました。
シンポジウムでは、獨協大学の犬井正名誉教授が「落ち葉堆肥と土づくり」をテーマに講演し、落ち葉堆肥による土づくりの有用性などについて話しました。また、7月に世界農業遺産に認定された武蔵野の落ち葉堆肥農法の実践農家らが登壇し、犬井教授と落ち葉堆肥の魅力などについて意見を交わしました。
同協議会の斉藤利彦会長(JA常務理事)は「三富地域の農業が今後、更に発展することを願っている。同地域における農業の関わり方を参加者と共に考えていきたい」と呼び掛けました。
9月30日、巾着田曼珠沙華 まつり会場で「第5回ひだか栗フェスティバル」が開催されました。
主催は、日高市栗施策推進委員会で、日高市などが協賛。当日は、28日に行なわれた「第32回日高市民まつり品評会」で賞を取った栗を販売した他、JAいるま野日高栗出荷部会の栗480ネットとJA高麗川マロン研究会の「高麗川マロン」135ネットを販売し、販売開始から2時間ほどで完売しました。4年ぶりの開催でしたが特産の栗の販売や栗のつかみ取りなどを行い、曼珠沙華の鑑賞に訪れる県内外の来場者らで大いに賑わいを見せました。
賞を取った栗を買い求める客(右)ら