ゆず農家の夏
池辺 幸子さん(毛呂山町)
池辺 幸子さん(毛呂山町)
中島 美莉弥さん(入間市)
夏といえば、夏休みにおばあちゃんの家に行くことです。すごく海が近い所にあり、強い風が吹くと、潮風のにおいがしてきます。海に出る時は車を使わず歩いて行きます。家族で行く海は楽しく、おばあちゃんの家は大好きです。
小澤 隆明さん(狭山市)
夏といえば高校野球。この季節になると、甲子園の予選が始まります。私も学生時代に野球をしていたので、この夏の季節になると当時を思い出します。一生懸命な球児たちの全力プレーを観ると応援せずにはいられません。
岡野 敏さん(日高市)
夏の農作業は暑さとの戦いでもあります。夕方から収穫し、夜は愛情を込めて育てた野菜の袋詰めをしています。1日頑張った後は何と言ってもビール。夏の農作業の後のビールは格別でまた明日も1日頑張ろうと思わせてくれます。
本橋 里枝さん(所沢市)
夏といえば花火を思い浮かべます。小さい頃、西武園や西武ドームから花火が上がると、遠目ですが自宅の2階から見えたので、いつも家族と一緒に見ていました。今は昔ほど花火が見えないので、音を聞いて夏を感じています。
忍田 みどりさん(川越市)
近年のスイカは甘くとても美味しくなっていますが、私が若い頃は里帰りをすると母が「水代わりに食べて行きな」と自家製のスイカを出してくれました。スイカが出始めると母の言葉を思い出します。
地方で育ったので、夏には海へトマトやキュウリなどを持っていき、海水に入れて泳ぎながら皆で分け合って食べました。海はいつまでも綺麗でいてほしいと思う今日この頃です。
早朝、遠くの方でカッコウが鳴き始めると夏がもうすぐと感じます。「もう起きちゃいかがとカッコウが鳴く~」という歌や父が「早起き三文の得」とよく言っていたのを思い出します。
学校帰りに食べたビワです。何もなかった当時は最高のおやつでした。甘酸っぱい初夏の味で、50年経った今でも忘れられない思い出の味です。
初夏といえば、私はよく花を見に行きました。6月頃に咲くアジサイやアヤメ、花菖蒲はとても綺麗で、智光山公園や北山公園へよく足を運んでいました。花々が咲き誇った姿を見ると、思わず心が洗われて感動してしまいます。
初鰹に菖蒲湯、トウモロコシなど現在進行形で初夏を満喫しています。初夏が過ぎるとサクランボやモモ、スイカが旬になりますね。夏には美味しいものがいっぱいです!
「夏の思い出」の歌詞に惹かれ、初夏に訪れた尾瀬が記憶に残っています。一面に咲く水芭蕉の白い花が今でも目に浮かんでくる懐かしい思い出です。
かれこれ40年以上、梅が実り始める頃は「さて今年も始めるか…」とソワソワしながら梅漬けの用意をします。亡き母から「梅は漬け始めたら切らさないでね」と言われていたので、毎年2~10キロほど仕込んでいます。
6月になると我が家の裏の川にホタルが舞うようになります。年々、数が減ってきているので、今年も見られると良いなと祈っています。
泳げなかった小学5年生のとき、「今年こそはプールで泳げるようになりますように」と心に誓い、夏休み中に練習した思い出がふと思い浮かびました。今でも忘れられない初夏の日の思い出です。
夏の間は、まだ実が青い“ゆず”。少しずつ大きくなるのを見守りながら、草刈りや芽かきをしています。夏の風物詩・海こそ無いですが、自然の原風景に癒されます。黄金に色づく頃には、毛呂山に遊びに来て下さい♪