三芳支店で3月3日、職員の防犯意識の向上と強盗対策を目的に防犯訓練を実施しました。東入間警察署生活安全課の協力のもと行われ、支店職員17人が参加しました。当日は「強盗発生時の対応方法について」訓練を実施し、強盗侵入時から警察官による事情聴取までの一連の状況について対応しました。訓練の中では、不審者を発見した際の対応方法や顧客の安全確保などの項目を確認し、強盗対策への理解を深めました。訓練の様子は東部地域管内の管理職が見学しており、訓練内容を各部署に還元することで、JA内での防犯意識の向上にも努めています。
入間市で3月4日、市内の小学生が茶の知識や入れ方の技術などを競う「第7回T-1グランプリ」の決勝戦が開かれ、藤沢南小学校の池谷優芽さんが「
三芳町は3月4日、日本農業遺産認定記念事業の一環である「農業遺産農業塾」の最終回となる5回目の農業塾を実施しました。同町では2017年に伝統農法「武蔵野の落ち葉堆肥農法」が日本農業遺産に認定され、都市近郊農業と伝統農業が息づく町として農業振興に力を入れています。当日は5組8人が参加し、地元農家の荒田
JAは3月19日、県内JAで初となるキッチンカーを導入し、JAあぐれっしゅふじみ野農産物直売所で出店しました。販売するのは、おにぎりを中心に総菜など10品目以上。米の消費が減少する中で、幅広い年代に好まれるおにぎりを販売することで、JA産米の認知度向上と消費拡大を目指します。具材には管内の農産物を使用することで、地場産農産物のPRにもつなげます。キッチンカーは、同直売所にて水曜日を除き出店しており、外部への出店情報は、JA公式ホームページなどを通じて発信していく予定です。
JA管内で生産される露地栽培の春カブが収穫最盛期を迎えています。JA管内は県内でも主要な産地として知られ、
3月29日、JAいるま野野菜一元共販連絡協議会カブ部会の金子真弥部会長の
JAの各カントリーエレベーターで3月下旬、2023年産米の水稲種子もみ温湯消毒が始まりました。
温湯消毒は、農薬を使わずに60度の湯に10分間浸す消毒方法で、環境への配慮や農薬費用の削減といった効果が期待でき、種子伝染性のいもち病などの重要な病害虫を防除できます。JAでは、「彩のきずな」、「コシヒカリ」など5品種を対象品種とし、温湯消毒の場を提供しています。JA第一営農販売センターの南雲良一主任は「今後も環境配慮型の農業を志向し、良質な米づくりをサポートしていきたい」と話しました。
狭山茶の主産地で知られる入間市などで、春の風物詩の「
春整枝は、新茶摘採の際に木茎や古葉が混入しないよう摘採面を整える作業のこと。例年春分を過ぎる時期に行われます。3月24日、狭山茶の栽培や販売などを行う首都圏アグリファームが委託管理する茶畑でも本格的な作業がスタート。同社の社員が摘採機を使い、茶樹を
同社で工場長を務める出川義雄さんは「3月の温かい陽気のおかげで生育は順調。寒暖差で美味しい茶葉が期待できる」と笑顔で話しました。
埼玉県畜産会・埼玉県酪農協会主催の第56回埼玉県乳牛共進会が3月11日、熊谷市の試験場で開催され、日高市の「加藤牧場」の「ムサシ ペルフラワー セジス レイジヤー」が名誉賞に選ばれました。
共進会は、乳牛レベルの向上を目的に開かれているもので、未経産から6部に分かれ、体形や健康状態などを審査しました。今年は県内各地から26頭が出品されました。
JA販売推進課の浅見純一課長補佐は「2年連続で名誉賞を受賞でき「加藤牧場」の努力が実を結んだ結果だと感じた。次の全日本でも素晴らしい結果を期待し応援しています」と話しました。
受賞した牛は、4月中旬に開催される「第10回全日本ブラック&ホワイトショウ並びに2023セントラルジャパン ホルスタインショウ」に出場する予定です。
川越地域は3月15日、JA共済杯第29回日本リトルシニア全国選抜野球大会に出場する川越リトルシニアチームに米を寄贈しました。スポーツを通じた学生の健全な育成の他、県産米のPRと消費拡大を図ります。
寄贈した米は、JA管内で収穫された「彩のきずな」を原料とした「金芽米」。清水伸幸常務理事が前田賢司総監督らに30キロを贈りました。
清水常務は「米を食べて、粘り強く上位を目指して頑張ってほしい」と激励。同チームの橋本健太郎主将は「大変ありがたい。チーム一丸となって高め合い、『チャレンジャーの気持ち』で戦いたい」と話しました。
県の「いるま地域明日の担い手育成塾」は3月10日、2023年度入塾生を対象にオリエンテーションを開きました。新たに水稲栽培を希望する塾生が増え、一層の指導強化を図ります。
当日は、塾生としての心構え、年間スケジュールなどを研修。同塾は、市町や県農林振興センター、地域指導農業者、JAなどが連携し、新規就農希望者に営農相談や実践研修を行い、就農に直結する取り組みで、2年課程で今年度の新入塾生6人を含む15人が就農を目指しています。
JA営農企画課の奥冨亨課長は「農業担い手が減少している中、新規認定農業者を目指す塾生を関係機関と連携して指導、支援を行っていきたい」と話しました。
JAいるま野狭山女性部は3月7日、狭山市市民会館大ホールで「第9回狭山女性部活動発表会」を開催しました。当日は新型コロナウイルス感染拡大防止対策をした中で、参加者70人、見学者72人の計142人が参加し、「笑顔のふれあい」を合言葉に、各組織が民踊やハーモニカ演奏、手芸作品の展示など、日頃から練習を重ねてきた成果を発表しました。JA狭山地域管理課の須田裕美職員は「会場が大いに盛り上がったのはうれしく思う。今後もサークル活動の活性化に向けて、支部活動の支援に取り組んでいきたい」と話しました。
3月13日、旧柏原支店・旧水富支店の2店舗を統合し、新たに狭山市広瀬東に狭山西支店がオープンしました。同日行われたオープン記念式典には、JAの大木清志組合長をはじめJA関係者や同市の小谷野剛市長らが出席し、テープカットで開店を祝いました。新店舗は、温かみのあるウッドデザインを基調とした鉄骨造りの2階建てで、延べ床面積は約610平方メートル。持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みの一環として、営業車に超小型電気自動車を導入した他、屋上には太陽光パネルを設置するなど、創エネ・省エネ化の基準を満たした「NearlyZEB」仕様の建物となっています。
大木組合長は「明るく親しみを感じられる店舗が完成した。これからも役職員が一体となり、地域からの信頼と期待に応えられるよう努力していきたい」と話しました。
新店舗のオープンを祝い、テープカットを行う大木組合長(中)ら
新店舗の外観