JAいるま野ニュース

高校生が伝統農業を継承
落ち葉掃き体験ボランティア実施

落ち葉掃きを楽しむ生徒
落ち葉掃きを楽しむ生徒

県立川越総合高校の生徒は2月4日、地域へのボランティア活動の一環で三芳町上富の平地林で落ち葉掃きを体験しました。同体験は、歴史ある三富農業の伝統と文化への理解の醸成を目的に例年行われており、地元農家の高橋尚己さんやNPO法人武蔵野の未来を(つく)る会、三芳町などの協力のもと、生徒50人を含む、関係者約60人が参加しました。
当日は、高橋さんの平地林で落ち葉掃きを実施。生徒は約60アールの平地林を3時間ほどかけて作業し、その後は三富地域の歴史を学ぶため、同町の文化財の「旧島田家住宅」を見学し、三富地域への理解を深めました。

落ち葉掃きを楽しむ生徒

落ち葉掃きを楽しむ生徒

JA越生支店
農機メンテナンス講習会

説明に集中する参加者
説明に集中する参加者

JA越生支店は2月22日、JA越生農産物直売所の駐車場で「農機メンテナンス講習会」を開催しました。農機をこまめに点検し、長く使ってもらおうと同支店の須田康支店長がJA北部農機センターなどに声を掛け企画しました。
講習会は、28人が参加。メーカー担当者が講師を務め、機械に合った燃料の説明と交換の目安などを分かりやすく説明しました。参加者は「勉強になった」「繁忙期に向けて早々にメンテナンスしたい」などと話しました。同支店の須田康支店長は「実りのある講習会になって良かった。今後も定期的に開催したい」と話しました。

説明に集中する参加者

説明に集中する参加者

「軟白ウド」収穫スタート
市場から高評価

ウドを手に笑顔を見せる石川さん
ウドを手に笑顔を見せる石川さん

入間市で2月中旬、「軟白ウド」の収穫が始まりました。「埼玉軟白ウド」と呼ばれるウドは、シャキシャキとした歯触りと独特の香りが特徴で、市場から高い評価を得ています。収穫は4月上旬まで続く予定です。
60年ほど前から栽培する石川光公さんは「今年は台風の影響もなく、株が良く育った。サラダや炒め物などで香りを味わってほしい」と話しました。作業は、地下およそ3.5メートルの(むろ)の中で行われ、70センチほどに育った真っ白なウドを丁寧に収穫しました。首都圏の市場を中心に出荷するほか、JA入間農産物直売所でも購入できます。

ウドを手に笑顔を見せる石川さん

ウドを手に笑顔を見せる石川さん

4年ぶりの実開催
「JAグループ国産農畜産物商談会」にJAいるま野が出店

バイヤーにPRするJA職員(右)
バイヤーにPRするJA職員(右)

JAグループが実需者に国産農畜産物や加工品を売り込む「JAグループ国産農畜産物商談会」が2月1日、東京都内で行われ、JAいるま野がカブを中心に米や茶などをバイヤーにPRしました。同商談会は、JA全農、JAバンクが主催し、卸や小売り、飲食店などの実需者が参加。今年の目玉である全国のカレーなどを集めた「地域特産品発見コーナー」では、所沢ミートセンターの所沢ビーフカレーを並べ、個別のブースでは、JA職員が自らPRしました。
販売推進課の浅見純一課長補佐は「対面で直接いるま野の農畜産物をPRできた。販売強化に繋げたい」と話しました。

バイヤーにPRするJA職員(右)

バイヤーにPRするJA職員(右)

川越市の金井さん、狭山市の白倉さん
市長を表敬訪問

川合市長(左から3番目)と受賞した金井さん(同4番目)ら
川合市長(左から3番目)と受賞した金井さん(同4番目)ら

「第8回埼玉県さといも協議会共進会」で農林水産大臣賞を受賞した川越市の金井俊夫さん(()(だれ)の部)と狭山市の白倉崇弘さん((はす)()の部)は、同市の市長を表敬訪問しました。
同共進会は、生産量・産出額ともに全国1位の継続と知名度向上へ、栽培技術の普及と高品質・多収生産の推進、栽培意欲の高揚を図ることを目的に行われるもので、今年は合計300点が出品されました。
金井さんは「堆肥などを使った土づくりを心掛け、これからも良質なサトイモを作ることが目標だ」と話しました。
白倉さんは「サトイモといったら狭山産だと言ってもらえるように、今後も頑張っていきたい」と抱負を語りました。

川合市長(左から3番目)と受賞した金井さん(同4番目)ら

受賞した白倉さん(左)と狭山市の小谷野剛市長

川合市長(左から3番目)と受賞した金井さん(同4番目)ら
受賞した白倉さん(左)と狭山市の小谷野剛市長

「Made in SAITAMA優良加工食品大賞2023」
川越市の小江戸鏡山酒造(株)と越生町の(有)佐藤酒造が受賞!

賞状を手に笑顔を見せる小江戸鏡山酒造(株)の五十嵐専務(中)
賞状を手に笑顔を見せる小江戸鏡山酒造(株)の五十嵐専務(中)

県は2月7日、県産農産物を活用した加工食品を製造、販売する優秀な県内の食品加工業者の成果をたたえる「Made in SAITAMA優良加工食品大賞2023」の表彰式をさいたま市の知事公館で開き、優秀賞に川越市の小江戸鏡山酒造(株)の「鏡山 さけ武蔵大吟醸」が受賞しました。特別賞には、越生町の(有)佐藤酒造の「越生梅林 特別純米酒」が選ばれました。優良加工食品大賞は、農林水産物や加工食品のPRを目的に開催し、今年で3回目。JAグループさいたまや県食品工業協会などが後援し、昨年9~11月に募集しました。
JAさけ武蔵生産組合と長年の付き合いがある小江戸鏡山酒造の五十嵐昭洋専務は「コロナ禍で酒造業界は大変な打撃を受けているが、今回いただいた賞を励みにより一層うまい酒を造っていく」と話し、佐藤酒造の佐藤徳哉専務は「地産地消であるこの商品を通じて、県の魅力を発信していきたい」と話しました。
大野知事は「県を挙げてPRしていく。商品の積極的な発信と、引き続き県産農林水産物を活用した全国に誇れる新たな商品の開発をお願いしたい」と呼び掛けました。

賞状を手に笑顔を見せる小江戸鏡山酒造(株)の五十嵐専務(中)

賞状を手に笑顔を見せる(有)佐藤酒造の佐藤専務(中)

賞状を手に笑顔を見せる小江戸鏡山酒造(株)の五十嵐専務(中)
賞状を手に笑顔を見せる(有)佐藤酒造の佐藤専務(中)

バスツアーを通して親睦を!
JA婚活バスツアー開催

イチゴ狩りを楽しむ参加者
イチゴ狩りを楽しむ参加者

JAいるま野結婚相談員連絡協議会は2月25日、「JAいるま野婚活バスツアーいちご狩りと所沢航空記念公園ご散策」を開きました。バスツアーを通して、参加者に出会いの場を提供することを目的に開催し、JA共済連埼玉県本部の地域・農業活性化積立金を活用して行われました。
30代~50代の男女20人が参加し、狭山市の「狭山ベリーランド」で旬を迎えるいちご狩りを体験した後、所沢市の所沢航空記念公園でクイズラリーの散策を楽しみました。散策後に行われたカップリング投票では3組の男女がマッチングし、今後の進展へ期待が膨らみました。

イチゴ狩りを楽しむ参加者

イチゴ狩りを楽しむ参加者

事業承継での課題を共有
青年後継者組織連絡協議会が事業承継セミナーを開催

活発な意見交換をし合う参加者
活発な意見交換をし合う参加者

JAいるま野青年後継者組織連絡協議会(会長:鳴河順一)は2月7日、川越市のラ・ボア・ラクテで、青年後継者の円滑な事業承継への支援を目的とした「事業承継セミナー」を開催しました。事業承継の進め方の講演とグループ討論を行い、青年部員ら84人が参加しました。
講演では、全国農業協同組合連合会の佐藤貴紀氏が講師を務め、事業承継で頻出する課題や承継事例などを説明しました。また、グループ討論では、経営を引き継いだ際の苦労や後継者の抱える問題点などについて活発な意見交換が行われ、青年部員間での意識の向上に繋がりました。

活発な意見交換をし合う参加者

活発な意見交換をし合う参加者

3年ぶりの開催
「川越野菜部会 会員の集い」

ほうれん草を贈呈する小野会長(左)
ほうれん草を贈呈する小野会長(左)

JA川越野菜部会は1月31日、ウェスタ川越で3年ぶりとなる「川越野菜部会 会員の集い」を新型コロナウイルス感染拡大防止対策を徹底したうえで開催しました。
講演会の部では、お笑いタレントのゴルゴ松本さんによる「命の授業」を題目に農家と野菜、命の大切さなどについて会場の会員とのやり取りを交えながら魂のこもった講演をしていただいたほか、会員から川越産のほうれん草とカブ、さといもを贈呈しいるま野野菜をPRしました。
同部会の小野英雄会長は「イベントを通じて会員の活気が高まり、今後の生産意欲向上につながった」と話しました。

ほうれん草を贈呈する小野会長(左)

ほうれん草を贈呈する小野会長(左)

各地域で3年ぶりの開催
令和4年度組合員リーダー研修会

挨拶する大木組合長
挨拶する大木組合長

JAは1月下旬から令和4年度組合員リーダー研修会を開きました。研修会では、JA三役からの挨拶や第九次中期3ヶ年計画重点取組指標および経営基盤の強化に向けた取り組み状況の説明のほか、講演会では「変化の時代を生き抜くには」をテーマに著名人が講演を行いました。
JA大木清志組合長は「3年ぶりの開催となった。農業を取り巻く環境は厳しい状況にあるが、基本方針を掲げ、不断の自己改革のさらなる進化を目指し、組合員の皆さまとの対談により関係を一層強化していく」と話しました。リーダー研修は、各地域で開催され、大勢の組合員が参加しました。

挨拶する大木組合長

挨拶する大木組合長