トラクターのラジエーターオイルを確認する岡田さん。自ら定期的に点検しています。
―現在の状況と米栽培について教えてください。
私は、妻と2人で約70アールの面積に米(彩のきずな、コシヒカリなど)を栽培しています。先祖代々から続く農家に生まれ、幼い頃から農業は身近な存在でした。会社勤めをしながら週末には両親の手伝いをしていましたが、定年退職した後、本格的に就農しました。
就農当時、地元の先輩農家からは米は「子どもを育てるように」「手を掛けた分良質な米が育つ」と教わりました。その言葉を基にできるだけ早く害虫や病気に気付けるよう、田植えを終えるとこまめに稲の様子を見に行っています。やはり、米を買ってくれた方から「おいしい!」のひと言が何よりの励みです。