埼玉県さといも協議会は11月8日、JAさといも選果場で「第8回埼玉県さといも協議会共進会」を開催しました。共進会は、生産量・産出額ともに全国1位の継続と県産さといもの知名度向上を目指して行われているもので、県内各地の生産者から
同協議会の大木清志副会長(JA代表理事組合長)は「全国1位の知名度をより一層向上させ、生産振興と農業生産の拡大に努めていきたい」と力を込めました。
JA資産管理組織連絡協議会は11月2日、川越市の本店で令和5年10月施行のインボイス制度に向けた研修会を開催しました。
研修会には、同協議会の役員とJA役職員ら26人が参加。守永紀子税理士を講師に迎え、同制度の導入による農業者への影響や対策などについて講義を受けました。
同協議会の有山茂平次会長は「インボイス制度への理解が深まる充実した研修だった。この研修が会員の皆様の知識向上に繋がるとありがたい」と話しました。同研修会は今後、各地域でも開催を予定しています。
毛呂山町で11月中旬、特産「桂木ゆず」の収穫が始まりました。JAいるま野
「桂木ゆず」は、日本最古と言われる同町のブランド銘柄で、奈良時代から栽培が始まったとされています。香りの良さが特徴で贈答用としても人気が高いです。同部会では、50戸の生産者が約5000本を栽培し、100トン以上の収量を見込んでいます。
鎌北部会長は「引き続き収穫作業に励み、冬至に向けてより多くの方に香りを楽しんでほしい」と話しました。
収穫した「桂木ゆず」は、冬至ごろまでJA毛呂山農産物直売所などで販売する予定です。
観葉植物ポインセチアの出荷が11月中旬、入間市の「篠園芸」で始まりました。赤色を中心に白や黄など約12種類、およそ6万鉢を出荷する予定です。同園の篠孝幸さんによると、新型コロナウイルスの影響で減少したホテルなどへの装飾用としての需要も戻りつつあるほか、家庭用の小さいサイズの需要も増していると言います。
篠さんは「適度な日照のおかげで色づきは順調。色鮮やかなポインセチアを見て、消費者が元気になってくれたらありがたい」と笑顔で話しました。出荷は12月22日頃まで続き、東京都内や県内市場ほか、自宅でも直売されます。
JAふじみ野支店管内の若手農業者で組織する西部農事研修会は11月4日、ふじみ野市の周辺で「秋の立毛審査会」を開催しました。同審査会の開催は今年で52回目。農業技術の向上のために毎年行われています。当日は16の圃場を回り、品質や収量性、病害防除などの項目を審査し、優秀賞のふじみ野市長賞にはカブを生産する矢嶋俊則さんが選ばれました。その他の審査結果は以下の通りです。
▽市議会議長賞=横山裕一(ニンジン)、市農業委員会長賞=柿沼邦彦(ニンジン)、県農林振興センター所長賞=嶋田裕樹(小松菜)、いるま野農業協同組合長賞=三澤政弘(ネギ)
県は11月15日、さいたま市浦和区で「2022年度埼玉農業大賞」の表彰式を行いました。
革新的な農業経営を行う者や独創性のある技術を持つ者を表彰する農業ベンチャー部門では、越生町の山口由美さんが優秀賞に輝やきました。また、地域農業の振興に優れた功績を上げる者をたたえる地域貢献部門では、富士見市のJA南畑米生産組合が優秀賞に選ばれました。
山口さんは「皆さんのおかげで受賞できた。今後も全国に越生町の梅を広めていきたい」と話し、同組合の新井則幸組合長は「引き続き地域の水田農業を盛り上げ、農地をしっかりと守っていきたい」と話しました。
JA子会社のいるま野アグリでは11月中旬、大豆の収穫最盛期を迎えました。同社では2015年から産地交付金を受け、大豆の生産に注力しています。今年度は、富士見市を中心に川越市や鶴ヶ島市、所沢市など合わせて約21ヘクタール(うち約5ヘクタールが受託分)に作付けを行い、約20トンの収穫を見込んでいます。同社の担当者は「来年は除草作業を更に徹底し、良質な大豆を提供できるようにしたい」と意欲を見せました。収穫した大豆は乾燥調製後、JAに出荷。JA各直売所で販売される他、富士見市内のみそ加工会社などにも販売する予定です。
JAは11月5日、食育活動の一環として、JA共済連埼玉県本部の地域・農業活性化積立金を活用し、「子ども食堂農業体験学習」を開催しました。子ども食堂を利用する小学生を対象に実施し、作付けから収穫までの一連の工程を体験してもらうことで、「食」への関心と地域農業への理解を深めてもらうことが目的です。29人の参加者は、富士見市内の星野貴洋さんの
JA狭山野菜部会は11月2日、狭山市民会館小ホールで「狭山野菜部会家族の集い」を開催しました。新型コロナウイルス感染拡大防止対策を徹底した中で行われ、タレントによるものまねショーやお笑い、イリュージョン(手品)が披露され、会場は大いに賑わいました。
同部会の室岡英紀部会長は「どのショーも驚きと笑いの連続で感動した。コロナ禍でなかなか外出ができない中、多くの方にお越しいただき、喜んでもらえてうれしい。今後も部会員が楽しめるような企画をJAと一緒に考えていきたい」と笑顔で話しました。
JAは11月8日、狭山市の上奥富運動公園コンビネーショングラウンドで第19回JA年金友の会グラウンド・ゴルフ大会を開催しました。
本大会は3年ぶりの開催となり、各地域から勝ち抜いた各支店の会員(16チーム96人)が参加しました。天候に恵まれ、参加者は日頃の練習の成果を発揮したほか、各地域の参加者と交流を深めました。
個人戦の優勝者は、総打数33で柏原支店の輻形好文さん。団体戦は総打数256で柏原支店のさわやかグループが優勝しました。
JAは今年度、JA共済友の会チャリティーゴルフ大会を各地域で開催しました。同大会は、健康の増進と相互の親睦、組織活動をはじめJA事業への理解を深めることを目的に開催し、JAの助け合い運動の一環としてチャリティー募金も行っています。
地域のひとつ、入間共済友の会(石田耕会長)は10月27日、第20回入間共済友の会チャリティーゴルフ大会を開催しました。当日は、天候に恵まれ総勢72人が参加しました。参加者から募ったチャリティー募金は、JA共済連埼玉を通じて(財)埼玉県農協福祉事業団に寄贈しました。
JAでは、10月下旬を皮切りに各地域で3年ぶりとなる「JAまつり」や「収穫祭」などのイベントを行いました。鶴ヶ島市、富士見市、所沢市、入間市、狭山市、日高市、飯能市などで行われ、コロナ対策を徹底した中、新鮮な野菜等を前に多くの人が訪れました。
JA川越地域は11月12日、川越市の川越水上公園で「JAまつりinかわごえ2022」を開催しました。JAいるま野広報大使の新原泰佑さんが応援に駆け付ける中、約6000人が訪れ賑わいを見せました。会場では、川越女性部など各組織が同市産のサツマイモなどを販売した他、米やもち、新鮮な農産物、花きを販売し、売り切れ店舗も出るなど好評でした。
JA東部地域は11月19日、JA農作物直売所あぐれっしゅふじみ野の敷地内で「秋の収穫祭」を開催しました。当日は約2000人が来場し、農産物やしめ縄の販売のほか、新米をその場で精米して販売するなどの特設コーナーを設け賑わいました。
JAは11月21日、芳野支店と川越支店を統合し、新たに川越市大字松郷に初雁支店をオープンしました。オープン記念式典にはJAの大木清志組合長をはじめJA関係者や同市の川合善明市長らが出席し、テープカットで開店を祝いました。川唐 の愛称で親しまれている「川越唐桟 」の縦稿デザインにすることで存在感のある外観に仕上がっています。屋上には、持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みの一環として太陽光パネルを設置し、休日にはATMコーナーの電力として活用できるようにしました。また、超小型電気自動車を営業車として初めて導入しました。
新店舗は、組合員の利便性向上と施設の合理化が図れるよう設計され、鉄骨造りの2階建てで、延べ床面積は約701平方メートル。省エネ・創エネによって必要なエネルギーを約25パーセント以下に削減できる仕様にしました。外観は、地域に合ったデザインを取り入れ、外壁の一部には
大木組合長は「明るく親しみのある店舗が立派に仕上がった。地域活動の拠点としてご利用いただきたい」と話しました。
テープカットを行う大木組合長(中)ら
環境に配慮した初雁支店