―就農から現在までの状況をお聞かせください。

現在、トマトやカリフローレ、ニンジンなど季節の野菜を無農薬で栽培し、軒先を中心に販売しています。就農して間もないですが、将来的にはＪＡ入間直売所にも出荷したいと考えています。
私は8代続く農家の義父がこだわって作った無農薬の畑を無駄にしたくないという想いから就農を決意し、1年目となります。専業主婦から農家への転身ということもあり、右も左も分からない状態でしたが、義父の背中を見て栽培方法を学び、またＪＡの農業塾や近隣の農家の方から知識を得るなどして日々勉強しています。無農薬での栽培は病害虫対策など苦労する点も多くありますが、消費者の方に新鮮で美味しい野菜を提供するためにこれからも邁進していきたいです。

―塩野さんにとって農業とはどのようなものですか？

私にとって農業とは「夢中になって集中できるもの」だと思います。栽培管理や病害虫対策など、日々の作業の一つ一つを取っても、新人農家の私にとっては自分の成長が実感でき、集中していると時間があっという間に過ぎてしまいます。そうした成果が実を結び、出来た作物を消費者の方から「塩野さんの作った野菜は美味しい！」と言ってもらえると自分の自信とやる気につながります！
まだまだ勉強中ではありますが、今後は新しい野菜づくりにもチャレンジし、安心・安全な野菜をより多くの方に届けられるように頑張っていきたいと思います。