JAは8月の1カ月間、「今が旬!ご飯がすすむ夏やさい料理」をテーマに直売所レシピコンテストを開催しました。
コンテストは、JA農産物直売所を利用していただいている多くの方から「料理のバリエーションを増やしたい」などの要望に応えようと、全14直売所がテーマに沿ったレシピを考案。利用者からの2000票を超える投票の結果、「あぐれっしゅげんき村」のレシピが最優秀賞に輝きました。同直売所の町田忠之店長は「今後も利用者の声に耳を傾け、より良い店舗づくりに励みたい」と話しました。
三芳町で特産のサツマイモが収穫最盛期を迎えました。
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川越いもの代名詞で100年以上続く伝統品種「紅赤」をはじめ、「べにはるか」や「ベニアズマ」、「シルクスイート」など多品種が出荷され、収穫は11月上旬まで続きます。同会の会長を務める島田博康さんは「戻り梅雨などの影響で生育が心配されたが、収量は例年通り。富の川越いもを味わうことで秋を感じてほしい」と笑顔を見せました。
JAの新入職員9人は9月上旬からの3週間、新人研修の一環としてJA川越、東部、坂戸カントリーエレベーター(CE)で米の集荷作業を行いました。JA職員として農と触れ合い、組合員とのコミュニケーションを通じて、農業の理解を深めることが目的です。
研修を受けた新人職員は「初めての経験で不安もあったが、職員や農家の方から温かいお言葉をかけていただき楽しめた。また、荷受けから玄米にする過程を間近で学び、より商品の良さを伝えられるよう努力しようと気を引き締める大きなきっかけになった」と話しました。
所沢市の糀谷八幡湿地で9月22日、同市の三ケ島小学校の5年生47名を対象に農業体験学習会が行われました。同湿地の保存活動に取り組む「糀谷八幡湿地保存会」が主催し、児童に昔ながらの農業に触れてもらうことで、地元農業をより身近に感じてもらうことを目的に実施されました。児童は、約10アールの棚田でJAが苗を提供した「コシヒカリ」ともち米「峰の雪もち」の稲刈り取りを体験し、地元農業への理解を深めました。同会の水村周介会長は「稲刈りをきっかけに、児童には糀谷八幡湿地の文化への興味を深めてもらえたら嬉しい」と話しました。
栗の産地、日高市で9月11日、ブランド栗「高麗川マロン」の販売会が開かれました。当日は買い求める客が早朝から列を作り、用意した約345キロの栗は販売開始から2時間ほどで完売しました。
高麗川マロンは、「国見」「大峰」「筑波」「利平」の4品種の中から4L~2Lの大粒で高品質な栗を「高麗川マロン」と名付けて商標登録し、ブランド化しました。JA高麗川マロン研究会の会長を務める安藤俊吾さんは「今年は収量が少ないが、品質は良い。今年も旬の味を堪能してほしい」と話しました。
JAは9月10日、「くり拾い&ぶどう狩りと所沢航空記念公園ご散策婚活バスツアー」を開催しました。組合員に出会いの場を提供することを目的に企画し、JA共済連埼玉県本部の地域・農業活性化積立金を活用して行われました。当日はJA結婚相談所と県の結婚支援センター「SAITAMA出会いサポートセンター」に登録した男女19人が参加。所沢市でくり拾いやぶどう狩りの収穫体験をした後、所沢航空記念公園を散策し、親交を深めました。JAくみあい組織課山田貢生主任は「引き続き、組合員の出会いにつながる場の提供に努めたい」と話しました。
富士見市立南畑小学校は9月28日、地元農産物の生産過程を知ることを目的とした食農教育の一環として、南畑米生産組合組合長の新井則幸さん宅を訪問しました。
3年生58人が参加し、籾すり機による選別作業や農業機械の仕組みについて学び、地元農業への理解を深めていきました。児童からは「精米と玄米の違いについて」などの質問があがり、具体例を交えながら丁寧に答えていきました。新井組合長は「小学生が地元農業について興味を持ってくれることは嬉しい。これからも地元農業の振興に協力していきたい」と話しました。
狭山市で9月上旬、国産の希少な金ゴマの収穫が最盛期を迎えました。収穫したのは狭山市の豊泉和則さんら8人の生産者。豊泉さんの約50アールの圃場 では、パート従業員ら10人で約200キロのゴマを収穫。その後、2~3週間ほどハウス内で乾燥させ、株をたたいて脱粒させます。豊泉さんは「今年も順調に生育し、品質と収量ともに良好だ。金ゴマの香ばしい香りをより多くの方に堪能してほしい」と話しました。
収穫した金ゴマは、JA農産物直売所や量販店などで販売しています。
収穫作業に励む豊泉さん(左)
パッケージを一新した「金いりごま」(右)