2.豊かで暮らしやすい
地域社会の実現
1.地域・組合員・JAのつながりによる地域コミュニティの活性化とSDGs貢献に向けた取り組み
JAくらしの活動の充実
JAくらしの活動とは、JAが地域社会の一員として、組合員や地域住民と一緒になり豊かで暮らしやすい地域社会の実現に向けた活動です。高齢者健康増進活動や児童参加型職農教育をはじめ様々な地域貢献活動に取り組みます。
SDGsへの貢献
「食と農を基軸に地域に根差した協同組合組織」であるJAの特性を活かし、SDGs(※)達成に向けた活動に取り組みます。
(※)SDGs:「持続可能な開発目標」をいい、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のこと。17の目標から構成されており、地球上の「誰一人取り残さないこと」を誓っている。
新たな協同組合運動の拠点づくり
多様な組合員ニーズへの対応と事務リスク管理体制を両立させる店舗機能強化再編整備を進めます。
2.組合員の暮らしを支える「資産形成・リスクへの備え・資産価値の向上」に向けた相談機能強化の取り組み
相談・提案機能の充実
JAの総合事業を活かして、組合員や利用者のライフステージやニーズに合った適時・適切な商品・サービスの提案、組合員・利用者の問題解決に向けた相談体制の充実を図ります。
「豊かで暮らしやすい地域社会の実現」重点取組指標
項目 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 |
---|---|---|---|
地域貢献活動の実践 | 目標 | 目標 | 目標 |
地域貢献活動累積目標 113回 | 39回 | 38回 | 36回 |
※全支店1回以上の開催
3.協同活動を支える
経営基盤の確立
1.組合員の意思反映・運営参画によるメンバーシップの強化と主体性向上への取り組み
組合員の意思反映・運営参画に向けた取り組み
組合員の主体的な事業運営参画を促進するため、正組合員との対話運動や支店運営委員会活動などによる意見集約に取り組みます。また、准組合員懇談会や准組合員ツアーを通して准組合員の声を反映することにより、正組合員と准組合員が一体となったJA運営を実現します。
2.将来の持続的かつ安定した成長に向けた経営基盤確立への取り組み
収支改善に向けた取り組み
農畜産物の販売力強化をはじめ、金融仲介機能の発揮などの成長戦略や、業務の見直し、デジタル化促進などにより労働生産性を向上させる効率化戦略に取り組みます。
3.職場環境の充実と人材育成への取り組み
職員の働きやすさの向上と協同組合運動を支える職員の育成
働き方改革の実践と定着化に取り組み、すべての職員が意欲と能力を最大限発揮し生産性を向上させることで、組合員・利用者へのサービス向上を目指します。
また、JAの将来を担う経営・マネジメント人材の育成や定年継続雇用者のキャリアプラン等、計画的・体系的な職員教育に取り組みます。
4.デジタル化の促進による組合員・利用者サービスの向上と業務効率化への取り組み
デジタル化の促進
JAでは、組合員・利用者に向けた情報発信の手段として、新たにコミュニケーションアプリ「LⅠNE」の導入を行いました。旬の営農情報やイベント情報といった組合員・利用者のニーズに合わせた情報を提供し、利便性の更なる向上に努めます。
「組合員との対話・意思反映」重点取組指標
項目 | 令和3年度計画 | 令和3年度実績 | 令和4年度計画 |
---|---|---|---|
正組合員との対話・訪問 (軒数) | 全戸訪問 | 全戸訪問 | 全戸訪問 20,000軒 |
准組合員との対話・訪問 (関係づくり人数) | 関係づくり 1,090人 |
関係づくり 1,756人 |
関係づくり1,200人 |
准組合員収穫体験ツアー (回数・参加人数) | 2回・40人 | 2回・37人 | 2回・40人 |
准組合員懇談会 (回数・参加人数) | 1回・100人 | 中止 | 1回・100人 |
※関係づくりとは:准組合員懇談会やアンケートなどJAが特定の准組合員に依頼した際に承諾が得られるような状況を言う。
※中止については、新型コロナウイルス感染拡大時における安全性を考慮し中止とした。