栗の生育状況を確認。秋の収穫期を心待ちにしています。
―就農当時と現在の状況を教えてください。
私は、父の後を継ぎ4年前に就農し、日高市特産の栗を中心に春蘭と米を栽培しています。現在は、JA高麗川マロン研究会に所属し、栗と米の収穫期を分散するため、栗は「国見」と「利平」のみ栽培。収穫した栗はJAに出荷しています。
就農当時は、農業は初心者で苦難の連続でした。農機具の運転もままならず、ハウス内で試運転したことを今でも覚えています。春蘭を35年もの間栽培し続けていたので、農薬などの知識はあったものの栗や米に必要な肥料や農薬に関しての知識はなく、地元農家の先輩らから教えていただきました。農家同士の関係性には感謝してもしきれませんね。