JAのグループ会社、いるま野サービスでエアコンクリーニング事業の新規開始に伴い、清掃員などが描かれたラッピングカーを導入しました。
ラッピングカーには、エアコンの清掃員や同社のホームページ、YouTubeチャンネルにアクセスできるQRコードが描かれており、新規事業の広告塔として期待がかかります。
同社燃料課の富永浩幸課長は「好評を博したスタートキャンペーンを6月末まで延長するので、夏本番を迎える前にプロの手によるエアコンクリーニングを体験していただき、快適なおうち時間を過ごしてほしい」と話しました。
JAは4月1日、JA総合相談センターおよびJA管内15支店で行っていた資産形成提案業務を拡大し、新たに29支店を含めた全支店での取り扱いを開始しました。利用者のライフプランに添った最適な提案を目的とし、専門知識を持つ資産形成相談員を2名から4名に増員することで、顧客対応の更なる向上を目指していきます。
JA推進企画課の堺野智之課長は「人生100年と言われる時代の中、組合員や利用者に寄り添った最適なライフプランを提案するために、全支店が一丸となって全力で取り組みたい」と意気込みを話しました。
JAは4月1日、「埼玉県SDGsパートナー」に登録されました。
「埼玉県SDGsパートナー」とは、SDGsに自ら取り組む他、活動内容を公表する県内企業や団体などを県が登録する制度です。JAは、食と農を基軸に地域に根差した協同組合組織である特性をふまえ、事業や活動を通じてSDGsの目標達成に向けて活動しており、取り組み内容はJAホームページで更新しています。くみあい組織課の八木利幸課長は「組合員とJAが協力して取り組み、少しずつ環境を変えていきたい」と話しました。
JA管内で4月上旬から、ビニールハウスで栽培した新茶の初摘みが始まりました。
入間市の髙野茶実夫さんは、訪れた近隣の茶農家らと広さ約330平方メートルのハウスで、新芽およそ200キロを刈り取りました。髙野さんは「例年通りに初摘みができて良かった。これから新茶の季節になるが、狭山茶を飲んで茶農家を応援してほしい」と話しました。
また、日高市の吉野道隆さんが経営する「吉野園」のハウスでは、朝早くから家族らが集まり、10センチほどに伸びた新芽約90キロを1つ1つ丁寧に摘み取りました。吉野さんは「今年も茶シーズンが始まった。多くの方に新茶の香りを堪能してほしい。引き続き、良質な茶生産に努めたい」と話しました。
初摘みした一番茶は、各茶園の自宅店舗や通信販売などでも販売しています。
「狭山茶」の主産地、入間市で新茶の初摘みが始まりました。新芽を摘み取ったのは、「平塚園」(同市下藤沢)の平塚尚吾さん。4月21日、広さ約40アールの茶畑では、平塚さんとともに近所の主婦ら20人が8~10センチほどに伸びた新芽約150キロを手で丁寧に摘み取っていきました。新芽は2、3月の冷え込みが厳しかったもの、4月以降の暖かさと適度な雨量のおかげで例年並みの生育となりました。
平塚さんは「春先が寒かった分、じっくり育ち良いお茶ができた。新茶の豊かな味と香りをぜひ楽しんでほしい」と笑顔で話しました。
JA各農産物直売所では、4月中旬から5月上旬にかけて、春の野菜苗・花苗を販売しました。
店内には、タケノコやカブ、新ジャガイモなど旬を迎えた農産物が並び、店外にはナスやトマトなどの野菜苗の他、バーベナやペチュニアなどの花苗も並び、来場者の人気を呼びました。
JA農産物直売所「あぐれっしゅげんき村」の町田忠之店長は「今年も数多くの苗が並んでいる。ぜひ、この機会にガーデニングや家庭菜園を楽しんでもらえたらうれしい」と笑顔で話しました。
JAが2019年度から導入した極早生品種「五百川」の田植えが4月16日から川越市内で始まりました。「五百川」は、福島県の生産者が「コシヒカリ」の突然変異種を系統育種したもので、食味がコシヒカリに劣らず、収穫期が1カ月ほど早いのが特徴です。
今年度は新たに4人の生産者が加わり、同市と富士見市の生産者9人が約11ヘクタールの面積で栽培します。同市の水稲農家の金子昌弘さんはこの日、約1.3ヘクタールの水田に植え付けました。「今年初めて作付けするが、生育は順調。刈り取り期まで水の管理などに気を付け、良質な『五百川』を栽培していきたい」と話しました。
収穫は8月上旬を予定し、収穫した米はJAカントリーエレベーターで乾燥調製後、8月中旬には新米としてJA農産物直売所などで販売する予定です。
いるま野アグリは4月上旬、2021年度米の食味ランキングで特Aを獲得した「彩のきずな」の種子の鉄コーティング作業を行いました。鉄コーティングした種子は、圃場に直播することが可能。今年度は464キロ(約11ヘクタール分)の作業受託がありました。作業は、あらかじめ3日ほど浸種した種子に鉄粉と焼石膏をコーティングマシンで攪拌させ、その後、シートに広げて熱を逃がしおよそ3日間酸化を促して1週間ほどで完成させました。
鉄コーティングした種子は5月上旬、JA南畑米生産組合の会員らが同市内の圃場に直播する予定です。
坂戸市は、山田ふみさんらが生産する「すいおう芋焼酎」と「にんじんドレッシング」、増尾政明さんが生産する「坂戸パワーにんにく」を「さかど自慢の逸品」に新たに登録しました。
山田さんは市と協力し、廃棄してしまう原料を6次産業化の取り組みとして同商品を販売。増尾さんは、約30アールの耕作放棄地解消のため、健康に良いとされるニンニクを栽培。4年ほど前から商品化しています。
登録された3商品は、市観光ガイドマップやホームページに掲載してPRし、販売促進を支援していきます。
JAは3月下旬、JA管内の各組織・団体(女性部など)に対し、コロナ禍においても円滑な組織活動の促進とJAによる地域貢献活動の一環として、JA共済連埼玉県本部によるJA共済地域・農業活性化積立金を活用し、エアドッグ(高性能空気清浄機)を寄贈しました。新型コロナウイルス感染拡大防止対策を目的に講習会や会議の際に活用されます。
JA共済課永田祐介課長は「新型コロナウイルスの影響で組織活動が制限される中、組合員の皆さまにはご不便を掛けてしまっている。この寄贈がコロナ禍における組織活動促進の一助になれば幸いです」と話しました。
エアドッグを寄贈するJA職員