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T-1グランプリ開催

2025年3月6日

狭山茶の主産地、入間市の県茶業研究所で3月2日、市内の小学生が茶の知識や入れ方などを競う「第9回Tー1グランプリin入間」が開かれ、市立扇小学校6年生の篠田さんが「茶(チャ)ンピオン」に輝きました。

同グランプリは、市内の若手茶業者の有志「茶人(チャット)~chat‘T」が主催。茶業振興の一環として、児童に狭山茶をPRし、急須を使って狭山茶を飲むことの素晴らしさを体験してもらうことや茶を通じて、家族団らんの機会を提供することが目的です。市や市茶業協会が協力し、市内の小学3~6年生の63人が参加しました。

競技は「茶に関する〇×クイズ」「茶の種類当て」「茶の入れ方実技競技」の三つ。総得点上位5人が決勝戦に進み、同市の杉島理一郎市長や審査員らの前で茶の入れ方の実技を披露しました。

決勝戦に進んだ3人と各学年の総得点1位の6人の計9人が茶人の中島会長から、狭山茶をPRするお茶大使に任命され、「入間市お茶大使任命証」が手渡されました。

新大使は歴代のお茶大使で構成する「てぃぐりー」と協力し、2025年度市内で開催する茶関連イベントに参加し、技術の披露と狭山茶の魅力をPRしていきます。

篠田さんは「問題が今までで一番難しかったが、お茶大使になることができて嬉しい。大使として、これからも色々な人に狭山茶の美味しさを伝えていきたい」と話しました。

中島会長は「例年に比べ参加人数が多く、それだけ茶に興味を持つ児童が増えたのはありがたいことだ。グランプリを通して培ったスキルを活かし、茶を通じた家族団らんを楽しんでもらいたい」と話しました。