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越生梅林梅まつり始まる

2025年3月2日

関東三大梅林の一つとして知られる越生町の越生梅林では、恒例の梅まつりが始まりました。訪れた人は、梅の花や香りを楽しんでいました。

まつりは3月16日まで行われ、梅の花のライトアップや梅林内をミニSLも走行し、毎年多くの来場者でにぎわいます。

「越生梅林」は約2ヘクタールに、樹齢約670年を超える古木「魁雪(かいせつ)」をはじめ、白加賀や越生べに梅、八重寒紅など33種、約1000本の梅の木が植えられています。梅林周辺も含めると、開花期には約2万本もの梅の花が咲き誇ります。

2月16日、越生町観光協会が「越生梅林梅まつり」のオープニングセレモニーを行いました。行政や同協会があいさつをした後、地元の武蔵越生高校和太鼓部が演奏を披露し、梅まつりの開催を盛大に祝いました。

都内から訪れた観光客は「毎年この時期になると、越生町に梅の花を見に来る。今は咲き始めだが、また満開の頃に来る予定なので、春を楽しみたい」と話しました。

同町の新井町長は「梅には、探梅・賞梅・送梅の3つの楽しみ方がある。同町の歴史ある古木や名木を観賞して風情を感じ、梅干しも食べて元気になってほしい」と意気込みました。

梅の収穫は例年、小梅が5月中旬、青梅が5月下旬から始まります。収穫した梅は、JAいるま野農産物直売所や「うめその梅の駅(越生自然休養村センター)」などで販売される予定です。