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ポインセチアの出荷始まる

2024年11月26日

クリスマスを彩る観葉植物「ポインセチア」の出荷が11月20日、入間市の「篠園芸」で始まりました。作業は12月20日ごろまで続き、赤を中心に白やピンクなど約12種類、およそ5万鉢を出荷する予定です。

同園はポインセチアの栽培を1973年から始め、日本で商業用ポインセチアの栽培に取り組んだ草分け的な存在です。現在は篠孝幸さんを中心に約60アールの面積で栽培をしています。

夏の暑さの影響で色づきが一週間ほど遅れましたが、室温管理や遮光など適切な栽培管理を行ったおかげで品質は良好。新型コロナウイルスの影響で減少していたホテルや催しなどへの装飾用としての需要も戻り、家庭用の小さいサイズの需要も増しているそうです。同園のポインセチアは枝が折れにくく、葉色が濃いのが特徴。日差しが良く当たる窓際などに置き、適度な水やりを行うことで長期間楽しむことができます。

篠さんは「家庭でポインセチアを見ることで幸せなクリスマスを過ごしてもらえたらありがたい。これからも花づくりを通して、地域貢献に努めていきたい」と笑顔で話しました。

ポインセチアは東京都内をはじめ、県内市場に出荷されるほか、同園で直売もします。