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越生特産品を使ったチョコ開発

2024年11月22日

越生町の清和学園高校は10月30日、生徒が同町特産品の梅とユズを使って考案し、バレンタイン商戦で一般販売する「清和チョコレートプロジェクト2025」の審査会を開きました。

審査の結果1位に「赤い恋人」、2位に「うめりん」、3位に「ゆず香る大人チョコ」が選ばれました。

2月に同町の「うめその梅の駅」や川越市の「丸広百貨店」で販売予定です。

同校調理科2年の生徒26人が班に分かれ、7月からレシピを作成。梅やユズの風味をより活かすために試行錯誤を繰り返し、合わせる材料やコンセプトなどを一から取り組み、7品を考案しました。

同校後援会の大野会長をはじめ、同町の新井町長、NTT東日本の市川埼玉事業本部長などが審査員を務め、味、見栄えなどの5項目を審査し、獲得点数の多い上位3品が選ばれました。

大野会長は「どれも甲乙つけがたい出来栄えだ。今後も行政や学校が連携し、地域活性化に取り組んでほしい」と講評を述べました。

生徒は「何度も挑戦し、心を込めて作ったので多くの人に食べてほしい」と話しました。

同校は文部科学省の「マイスター・ハイスクール」の指定校。産業界と専門高校が、地域産業の持続可能な担い手を育成するプログラム。特産品を使用したチョコレートを開発することで、課題解決を通して学びを深め能力向上を図り、同町の魅力を広めるのが狙いです。