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旬のイチジク収穫期

2024年9月2日

坂戸市大家地区で8月下旬からイチジクの収穫が始まっています。「大家いちじく俱楽部(くらぶ)」の副会長を務める長野さんは綿の手袋をはめ、赤く色づいたイチジクを一つ一つ丁寧に収穫していきました。

同倶楽部は現在、8人の生産者が所属。地域農業の活性化と、休耕地対策を目的に2007年に発足しました。

長野さんが栽培するイチジクは、県の特別栽培農産物の認定を受けています。今年は、約3アールの畑で52株をV字栽培し、約600キロの収量を見込んでいます。「今年は粒が大きく、甘みも強いイチジクに仕上がった。今後は急な雨に注意しながら栽培管理を徹底し、品質の良いイチジクを消費者の方に届けたい」と笑顔で話しました。

お客様が喜んでくれるように、また「直売所は新鮮で安い」というイメージを守るためにも、昔から値段を変えていないという長野さん。

収穫したイチジクは、11月上旬頃までJAいるま野坂戸農産物直売所の他、坂戸市や狭山市などのケーキ店にも出荷する予定です。「大家いちじく俱楽部」と書かれたシールが目印です。