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彩のきずなドローン播種

2024年5月30日

坂戸市の志村農園で5月下旬、ドローンによる稲の種子の直播(ちょくは)が行われました。

ドローンによる人的労力の軽減を目的に実施され、同農園の志村代表をはじめ、県川越農林振興センターや埼玉スカイテックの担当者ら20人が参加しました。

使用した種子は、苗立ちを安定させる酸素供給や病害虫対策に効果がある成分をコーティングしたリゾケアXLで、品種は「彩のきずな」。2023年産米の食味ランキングで「彩のきずな」(県西)は特Aを獲得し、旨味と甘さのバランスが取れたもっちりとした食感が特徴です。

当日はドローンが約3メートルの高さで飛行し、約1.3ヘクタールの水田に直播しました。田植え機を使用した場合は3時間かかる作業が2時間で終了しました。

同農園の志村さんは 「新しい技術に興味があり、初めて実施した。ドローンによる直播は労働力の軽減だけでなく、水質管理も従来の直播に比べて容易な点も魅力だ」と話しました。