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こども料理コンクール最優秀賞作品を販売 

2024年5月29日

JAいるま野は5月19日、JA農産物直売所「あぐれっしゅふじみ野」で、第16回こども料理コンクールで最優秀賞の「JAいるま野組合長賞」を受賞した「いるまの野菜で かつ」を商品化し、販売しました。考案した狭山市の大槻咲結さんが自ら店頭に立ち、1パック(2個入り)150円で限定50個を販売し、約30分で売り切れ好評を得ました。

「いるまの野菜で かつ」はJA管内で採れたニンジンとダイコンを肉で包み、衣をつけて揚げた一品。ニンジンとダイコンはカツにすることで、甘く美味しく仕上がるそうです。大槻さんは「自分が考えた料理が販売されるので緊張した。売れるか心配だったが、完売できて嬉しかった」と笑顔を浮かべました。

母の淳子さんは「子どもにとっては貴重な体験。家族以外に自分の料理を食べてもらう機会がなかったので、これをきっかけに新しい視点を持ってもらいたい」と話しました。

コンクールは「ごはんに合うおいしいおかず」や「ごはんを使った料理」をテーマに、次世代を担う子ども達に食への関心を持ってもらうことを目的に開催。女子栄養大学協力の下、県教育委員会やJA県中央会などが後援しました。JA管内の小学生を対象に小学校を通じて募集し、34点の応募の中から書類審査を通過した児童5人が、2月に自慢の腕をふるいました。

JAくみあい組織課の八木課長は「子ども達には、これからもアイデアを膨らませながら、地元農産物を使った、皆に喜ばれる美味しい料理を作ってほしい」と話しました。