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ハナマンテン圃場審査
2024年4月24日
JAいるま野の子会社、いるま野アグリは4月11日、県指定の富士見市内の採種圃場(ほじょう)で国産小麦の主要品種「ハナマンテン」の圃場審査を行い、異品種の有無や雑草の状態、病害虫の発生状況などを確認しました。
審査は、県川越農林振興センターをはじめ、県米麦改良協会、JA担当者らが行い、圃場をゆっくりと歩きながら、一つ一つ丁寧に項目を確認していきました。
今後は、雑草防除などの栽培管理を再度徹底するなどし、5月中旬に行われる2回目の審査と採種に備えていきます。
同品種の採種は、県などからの要請を受けて取り組んでいます。指定された種子生産圃場で10アール当たり300キロの収量を確保することで県内全域のハナマンテン生産者への供給を目指しています。
同社の矢島課長は「暖かな陽気が続いたおかげで、生育は昨年以上。今後も関係機関の指導のもと、良質な種子を提供できるように栽培管理を徹底したい」と話しました。